今日は、午前9時より金沢市南部の久安4丁目で地鎮祭があるので、通勤ラッシュを避けて朝7時前に出発の予定です。

 

さて昨日は、大祭前のご挨拶のため、禰宜である息子と共に背広を着て午前8時半に家を出て、市内のご奉賛戴いている会社等を一日かけて回りました。


で、その前に、早朝5時半からの神社での日供祭(にっくさい)を終えて、すぐさま作業着に着替えて山へ山菜採りに出掛けました。

 

この場所は、河北潟、さらには遥か日本海を望める絶好の場所です。山菜採りのポイントはここよりもう少し奥になります。


 

なぜ山菜採りに参ったかと申しますと、家族経営されている会社さん数社へ、毎年ワラビを手土産代わりにお持ちしているからです。

 

ですが、下草が伸びて危険になったので、もうすぐ山菜採りも終わりを告げようとしています。

 

 

下の画僧は、3週間前に同じ場所から撮ったものですが、明らかに違いがわかると思います。

 

 

信州や東北などでは、これからが山菜シーズンだと思うのですけど、当地ではこれから採れる物はカタハ(ミズ・ウワバミソウ)ぐらいのものです。

 

カタハはまったくアクもクセもない山菜でとても美味しいのです。これから6月初旬にかけて旬を迎えます。

 


カタハは、葉脈の中心が片寄っている(左右対称じゃない)から片葉と当地で呼んでいますが、正式にはウワバミソウで、ウワバミつまり大蛇が住みそうなところに生えているからです。

 

また、水辺や湿地帯に自生していることから、地方によってはミズ、あるいはヨシ菜とも呼ばれています。

 

 

そして蕨ですが、ワラビも茎の部分が大分硬くなってきたので、柔らかいところから摘んできました。

 

数もあまり採れなくなってきました。

 

 

数が足りないので、車で別の場所へ移動しました。

 

熊笹の中を分け行って進みました。

 

 

このポイントは日当たりが良すぎてあまり質のよいワラビが採れないのですが、数量をかせぐために仕方がありません!。

 

 

次に、徒歩で別の場所に移動しました。

 

私の背より高くなったイタドリの群生地をかき分けて進みましたが、朝露で作業着の全身がずぶ濡れになりました。

 

ここで、急斜面で足を取られ、ひっくり返って頭部を打ってしまいました。

 

ひと月前、森本地区の山里に住む知り合いのSさんが、一人で医王山(いおうぜん)へゼンマイ採りに行って、崖から転落してお亡くなりになりました。

 

Sさんは85歳ながら田んぼもしていて、ゴルフも好きでとても元気な方だったので、新聞のお悔やみ欄を見て目を疑い、すぐさま弔問に駈け付けました。

 

Sさんは金沢のN宮司さんの兼務社の氏子で、来月の県神社総代会研修旅行にも参加の予定だったので、誠に残念です。

 

 

なので、私も山菜採りに行く時は、充分に注意したいと思います。

 

そして、山を駆けずり回って、やっとこれだけ採ってきた次第です。

 

 

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