冬型の気圧配置の昨日は終日寒い日でした。積もるほどの雪ではなかったのですが朝方降って、その後雨霰へと変わって行きました。

 

さて、昨日妹が訪れて、義弟(妹婿)より今年もお歳暮にたくさんの蟹をいただきました。m(_ _ )m


 

 

まずは、蟹の王者、オスの津和井蟹(ずわいがに)です。

 

当県では「加能(かのう)ガニ」と呼ばれるブランドもので、加能とは加賀と能登をあわせた総称のことです。つまり当県内で獲れたカニだということです。

 

 

それを示す証拠として、青いタグが付けられています。タグには「石川 蛸島港」とあり、珠洲市の蛸島(たこじま)漁港より水揚げされたことを示しています。


 

 

そして、ズワイガニのメスの香箱蟹(こうばこがに)です。

 

香箱ガニはオスから比べると少し小ぶりですが、内子と外子があって味は引けを取りません。


 

 

カニは夕食のお楽しみとして、溜まっている事務仕事を片付けることにしました。

 

兼務神社で、圃場整備(ほじょうせいび)事業による換地(かんち)で境内坪数は変わりませんが、登記後地番が変更となるため神社本庁に財産処分の申請をおこなわなければなりません。

 

申請書は同じものを2部作成し、宮司である代表役員(私)と各責任役員の押印が必要で、役員会議事録、所在図面及び神社との位置関係図、明細図面、契約書案、登記簿謄本を添付しなければなりません。

 

 

書類はすでに作成済みだったのですが、土地謄本だけは忙しくて取りに行けなかったので、時折吹雪く悪天候の中、金沢市新神田の合同庁舎に向かいました。

 

 

駐車場の片隅に雪の吹き溜まりがありました。

 

 

合同庁舎なので、ビルの中には国の各出先機関が入っているのですが、1階には市役所の出張所となる新神田市民センターもあります。

 

 

私の目指すのは、やはり1階にある金沢地方法務局の登記部門、いわゆる登記所です。

 

 

私の若い頃は、法人登記関係ならこの新神田の登記所に来なければならなかったのですが、不動産登記関係だと金沢の問屋団地に出張所があって近くて便利だったのですが、法務局の統廃合で廃止となり、遠い新神田まで来なければならなくなりました。

 

 

申請書に収入印紙600円分貼って、神社の登記簿謄本をもらって参りました。

 

 

そして、すぐさま県神社庁に提出して来ました。

 

承認が下りれば、来年登記の予定です。

 

 

夕方、女房と息子の嫁のIちゃんがカニに包丁を入れて、さばいていました。


 

 

じゃ~ん!。

 

オスの加能ガニとメスの香箱ガニを一つの皿に一緒に盛り付けました。

 

 

 

昔、PUFFYという女性デュオグループがいましたよね。2人とももうすっかり昔のお嬢さんになりましたが、「渚にまつわるエトセトラ」っていうヒット曲の歌詞の中に、「カニ 食べ 行こう~♪」てあったじゃないですか。

 

あの曲は井上陽水作詞、奥田民生作曲なんですけど、作詞を手がけた井上陽水が、娘である依布サラサも揃ってカニが大好物とのことで、陽水はこの歌詞を書き上げた時「いいねぇ」と絶賛したといいます。


 

 

家族みんなで食べたのですけど、カニを食べる時はなぜか皆無言となります。

 

カニの殻があっという間に山盛りとなりました。

 

 

私はというと、カニ味噌の食べた後の甲羅にお酒を注いで、焼いて甲羅酒にしました~♪。

 

 

で、カニの殻はどうするかというと、もう一度再利用します。

 

まずは、鍋に水を浸して殻を投入してひと煮立ちします。

 

 

沸騰したらザルで殻を除けて出汁だけを残します。

 

 

出汁に昆布を加え加熱し、沸騰する前に昆布を取り省きます。

 

 

ここで味噌で味を調え、日本酒を小量入れます。

 

 

朝ご飯の残りの冷や飯をザルで洗い、鍋に投入します。

 

 

最後に溶き卵をかけて完成です!。

 

当家では、食材は最後まで使い尽すのが流儀なのであります。

 

 

カニはあと各2杯残っているので、今夜はカニ鍋やカニを使った中華もいいのではないでしょうか。

 

なお、イカやカニなどは生きている時には、「1匹」と数えますが、ひとたび商品となって市場に出ると「1杯」と数えます。

 

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