実は、7月に息子夫婦に待望の赤ちゃんが生まれることになって、私にとっても初孫で、来月私はおじいちゃんになります。

 

なので、五ヶ月目となる今年3月の戌(いぬ)の日に当社で安産祈願をおこないました。

 

 

そして、出産予定日のひと月前にあたる先週の戌の日に、金沢の昔からの風習である“ころころ餅”を近くの和菓子屋さんで作ってもらい、神前でお祓いしたあと、近しい親戚にお配りしました。

 

 

ころころ餅は、ころころ団子ともいって、産み月の一か月前の戌の日に親戚にお配りします。

 

ですが、能登にはころころ餅を贈る風習がないので、あえて母の実家である宝達志水町の叔父宅には配りませんでした。

 

そうしたら、旧県社である菅原神社の宮司をつとめる叔父夫妻が一昨日の日曜日に、もう生まれたのかと思って出産祝いを持って参りました。

 

叔父夫妻には、ころころ餅を配らなかったことを詫びると、口能登にはそのような風習はないので、気を使わなくてもいいと言ってくれました。

 

 

で、ころころ餅は、箱の中に11個詰められております。

 

「コロコロ」=「五六五六」と生まれるように「5+6=11」で11個なのですが、多産の犬にあやかって、戌年は十二支の11番目だからとの説もあります。

 

また、楕円形の卵型をしているのは「スルッと」生まれるようにや、生れて来る赤ちゃんが器量よしになるようにとの願いが込められております。

 

昔、このお餅には面白い言い伝えがあり、長くて山高な形だと男の子、丸くて平らな形だと女の子が産まれるということで、形で性別を占った時代もありましたが、すでに男の子だとわかっております!。

 

そして、一番大切なのはその食べ方で、生でそのまま食べるのが正式で、決して焼いてはいけません。その理由は「やけどをする」「アザができる」「手を焼く」などと言われています。

 

 

そういえば、今月6日~8日に開催された、山形方面への県神社総代会研修旅行に一緒に参加されたO神社のK宮司さんが、秋に内孫が生まれるといって、道の駅寒河江チェリーランドで地酒の「初孫」をニコニコ顔で買っていかれました。

 

 

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