現在、私は某専門学校の鍼灸科に通っています。
鍼灸科というくらいですので、実技は鍼とお灸を習っています。
鍼に関しては中国鍼で治療して頂いているので、痛さは全く気にならない
むしろ「痛がらなくて怖い」と子供たちに言われている程ですが、お灸は大の苦手。
ほとんど火傷の経験もないくらいなので、千年灸のソフトタイプでも熱くて我慢できない程でして
自分が苦手なことは、他人にやるのも怖いのです。

１学期はおコメ粒大のお灸で、肌に火があたる前に止める「八分灸」というのを習いました。
熱さが怖いので、止めるのがどうしても早めですが、とりあえずやれてます。
２学期は八分灸の半分くらいの大きさのお灸で、肌の上で焼き切るタイプを習っています。
これ、45度程度にしかならないようにするのですが、慣れない学生はもっと温度が上がってしまいます。

お互いやりあいっこですが、身体のあちこちに焦げ跡が
焼き切るときにチクッと鍼を刺す時の
で、ただでさえ苦手だったお灸への苦手意識がさらにひどく・・・
これじゃいけない！！

１年位前から左手親指に出没したいぼ。
無色でほとんど痛みもないのですが、時々邪魔になるので、消しゴムを押し当てて取ってました。
何度か取ったのですが、しばらくすると出てきちゃうんですよね。
で、先生から「イボをお灸で取れる。」と聞いたので、苦手意識克服のため？挑戦することにしました。

挑戦前の写真を撮り忘れてしまいました。
30回ほど、焼き切るタイプのお灸をすえた後。
ちょっと赤くなっていますが痛くありません。

こんな感じで、小さなゴミみたい(笑)な円錐にしたもぐさを乗せて、焼き切ります。
イボの部分は感覚が鈍いらしく、他の部位に比べ熱さも感じないので、今のところ楽勝♪
噂によると、取れるころには通常の感覚に戻ってきて痛くなるようですが…どうなることやら。

ちなみにピンぼけですが米粒大はこの位の大きさ。
このサイズだと焼き切ると60度を超えるので、火が底に到達する寸前に止める八分灸用です。