元旦にファーストデーを利用して
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ ストーリー』を
観てきました。
今回公開のスター・ウォーズは、エピソード4
のスピンオフです。
エピソード4の冒頭に流れるクロールの中で
レイア姫が帝国軍の兵器デススターの設計図を受け取ったという記述があって
その設計図をどうやって反乱軍が手に入れたか・・・というのが、このローグ・ワンの内容です。
という事前に公開されてる情報を全く頭に入れないまま観に行ってしまったので
観賞後、というか終盤はもうほぼ呆然として観ることになるという・・・
ここからお話しに触れるのでこれから観る方はここで・・・
呆然なんて表現使っておきながらなんですが、もう1回観に行ってもいいかも?
と思うくらいに今はなってます。
さすがスター・ウォーズってとこです。
さて、なんで呆然としてしまったかというと、設計図を手に入れようと奮闘した主人公はじめとするメインキャラが全滅してしまうからなのです・・・
ハリウッド映画っていうと
勧善懲悪なストーリーを期待して観に行ってるので
まさかヒーロー側が全滅するとは思わず。
終盤はもう見えてはいたけど
頼む、誰でもいいから生き残ってくれ!
と祈るようにスクリーンを見つめてました。
それがことごとく打ち砕かれていく悲壮感たるや…
そりゃ、最初からかなり困難なミッションだったとは思う。
デススターって兵器は都市や惑星を一発でふっ飛ばすような
とてつもなく邪悪な秘密兵器なので
その設計図は帝国軍の超機密事項なわけだし
相当セキュリティのいいとこに保管されてるのは当然なんだけど
そこはファンタジーなんだから
思ってもみないようなすごい仕掛けで
設計図を手に入れてみんな無事に生還出来るんだと思っていたんです。
だから、もう終わった直後は、なんで?なんで?なんで全滅?!えー?!( ゚д゚)
って呆然、愕然。
帰ってきてから、早速どういうことなんだろ?と検索してみたら
このローグ・ワンは、既にあるストーリーの中のスピンオフと知って
あー。と納得。
この先のストーリーの中に
彼らは描かれてないから
逆に描かれてない人が残っちゃダメなんだったってことですね・・・
せ、せつない・・・
( ;∀;)
スター・ウォーズってこんなせつなかったかしら・・・
とよくよく思い出してみると決して勧善懲悪な単純な話しではなかったですね。
久しぶりに見たのですっかり忘れてました。
全滅がとても残念なのは今回出てきたキャラクター達がとても魅力的だったから。
ロボットも含めて。
なので
この先のストーリーで、もう二度と彼らを観ることが出来ないのなら
もう1回観に行きたいとも思うんです。
魅力的なキャラクターの中でも特に惹かれたのは、アジア系の2人。
日本的な衣装なので同じアジアの民族はやっぱ似合うって思ったし、アクションもセリフも、とにかくかっこよかったです。
アジア人が主要キャラクターで登場したのはスター・ウォーズ史上初めてらしいですが、今後も出てきて欲しいなぁ。
役名は
盲目の戦士 チアルート…ドニー・イェン(中国)
赤い甲冑の戦士ベイズ・マルバス…チアン・ウェン(中国)
2人は深い友情で結ばれているという設定なので
一緒に登場してくるのですけど、見た瞬間から釘付け・・・
『きんちゃん!!!』( ゚д゚)
(はぎもとじゃないよ)
赤い甲冑の戦士、ベイズ・マルバスは
ラグビー日本代表の大野選手にそっくり!
体格も似てるから尚さらなんですけど赤の甲冑で重たいバズーカ持ってる姿や
重量感のある走りっぷりに
上映中、心の中で何度叫んだことか。
『きんちゃん、頑張れ!!!』
お願いだから生き残ってと・・・
下のリンクに普段のチアン・ウェンの写真出てるんですが、それは吉田鋼太郎さんっぽいです(*´艸`*)
『スター・ウォーズ』中国じゃなくアジア代表!チアン・ウェン、シリーズ未見のワケ - シネマトゥデイ
ベイズの相棒、チアルートの方は盲目なのにまるで見えているかのように敵をかわし、捕らえてやっつける。
めっぽう強いのです。
アジア系でアクション(マーシャルアーツとか武術系)がここまでかっこいいのってジェット・リー以来・・・
ってその間、見てなさすぎですが…
(その間に岡田准一を入れてみたくなるので
岡田くんはそろそろ海外の映画にも出て欲しいんだけどなぁ。)
チアルートはジェダイではないらしいのですが
『フォースと共にある』と常に唱えていました。
それがまた、僧侶スタイルの格好としっくり来て、ものすごい存在感でした。
主役の女の子も一緒に行動するキャプテンもステキだったけど
チアルートとベイズの存在が、もう1回観たい、いちばんの理由かも・・・。
最後に、やっぱりスター・ウォーズはなんやかんやですごいなぁ。
130分の上映時間、少しも長いと思わなかったです。
スピンオフはもう1作あるらしいので
そっちにも彼らは出てきてくれないかなぁとちょっとだけ期待してます。