12/8(金)-10(日)に人生初上海行ってきたので滞在69時間で感じた電子マネーの普及率やら使用感をレポ。

 

「屋台でもスマホで払うから誰も現金なんか持ってないらしい」とは散々聞かされていたが、「またまた~、大袈裟な。いうても現金しか持ってない人もいるっしょ」と思いながら上海に行ったらば…。

 

結論から述べると、現金不可で困る局面は多々あれど電子マネー不可で困ることはまずない。

同人誌即売会だろうが屋台だろうが電子マネー。

普及順に支付寶>微信支付>>>ApplePay。

ユニクロやH&M、小米之家ではApplePayが使えるのでApplePayでもいいからとくにかく電子マネーに金を入れてから上海に来い!現金のみじゃ詰む。

 

逆に現金のみ対応だったのは上海博物館の日本語音声ガイド端末のレンタル料金40元だけ。

銀聯卡(中国発行クレカ)か支付寳(Alipay)か微信支付(WeChat Pay)がないと空港から出られない!!!!!!!!!!!!!!!!!!

国際空港にも関わらず【現金不支持】の無情な5文字が踊る券売機の電光掲示板。

インフォメーションカウンターで現金で交通卡を購入できないか尋ねるも「没有(ない)」との返事。

 

※到着が早朝05:00だったため。

07:00過ぎれば磁浮(リニア)の窓口で現金で交通カードが購入できるらしい。

07:00まで待つなんて時間の無駄は嫌だったので未確認。

切符は現金でも買えるが交通カードのように割引がないため損する。

リニアの場合、現金だと50元、交通カードだと40元。約170円も運賃に差がある。

 

POCKET CHANGEを利用して日本で予めJPY4,000分入金していたので交通カード100元を購入することができた。セーフ!

 

2017-12-05 19:10:00 更新記事参照:

中国スマホ決済アプリWeChat Payment(微信支付)を使えるようにした

 

大きな駅では現金でも交通カードが買えるとネットで情報を見ていたのだが、国際空港駅で使えないのに一体どこで現金が使えるというのだろう?

ターミナル駅である人民広場でも現金が使える券売機や有人窓口は見当たらなかった。

 

ただ、上海の交通カードは香港や台湾のようにコンビニやスーパーのお買い物に使えるものではないので3日間の旅程で追加チャージする必要はなかった。

復路だけ40元のリニア乗って残額6元残して帰ってきた。

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クレカのキャッシングで人民元(現金)をゲット!するも微信支付に移すのに一苦労

ホテルで従業員に現金を渡して微信支付に送金を頼めばやってくれるとネットで情報を見ていたのだが、高級ホテルのみの話のようだ。

安宿で頼んだら「500元は無理。300元ならできる」と。

従業員個人との遣り取りなので残高がある人でないと大額は無理。

4つ星、5つ星ホテルのコンシェルジュに頼んだら友人と合わせて1000元やってくれた。

 

※クレカのキャッシングはHSBCのATMでも一度に2000ずつしかおろせず(5000というボタンもあるがゴールドカードでも弾かれた)おろす度に手数料とキャッシングの利息がかかる。

 

※日本円の現金を人民元に両替しようとしたが大きい支店でないと「ここには現金がない」と断られる。

 

日本発行のクレカが使える店でも手数料3%!!!!!!!!!!!!!

小米之家は、現金/銀聯/VISA/MASTER/支付寳/微信支付/ApplePayに対応しているがVISA/MASTERはともに手数料3%。

7,529.90元(約12,9070円)の買い物をしたので手数料3%(225.897元≒3,872.77円)は痛い。

POCKET CHANGE→WeChat Payへの送金だとレートが悪いのでクレカ手数料とどっこいどっこい。

 

自動販売機もレンタサイクルも現金不支持

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日本のレンタサイクルだと何箇所かあるステーションに返却しないといけないが、中国のレンタサイクルは何処でも乗り捨て可なので本気で何処にでもある。ステーション捜すまでもない。

 

何社のか混ざってるけど完全無料のもあるし、月額1元(支付寶か微信支付で支払い)で乗り放題のもある。

アプリから会員登録(SMS受信できる中国の電話番号、プリペイドSIMでOK)が必要)して、自転車に付いてるQRコード読み取ってロック外すだけ。

駅にはレンタル傘がある。こちらも支付寶か微信支付でレンタル料金を支払いロック外す。

自転車も傘も現金不可。


レンタサイクルの普及速度が凄まじくたった1年で町の自転車屋は潰れ、個人所有の自転車は高級ロードバイクなどの趣味嗜好品のみになったというが街の至るところにあるレンタサイクル見て納得。

2年前に来た中国と全く違う。この国は1年間で日本の10年間ぐらい進化してる。

 

町中の至るところにあるレンタサイクル

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駅にあるレンタル傘

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24小時自助図書館

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路地裏の個人商店でも路面店でも屋台でも同人サークルでも普及率100%の電子マネー

 

【送金先のQRコードを読み取る場合(POSレジがない店がこの方式)】

1.WeChatアプリ起動

2.相手のQRコードを読み取る

3.言われた金額を入力する

4.パスワード(指紋)認証

5.送金完了画面を相手に見せる

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【自分のQRコードをPOSレジで読み取ってもらう場合】

1.WeChatアプリ起動

2.マネー>ベンダーに支払い

3.QRコード(毎回変わるのでセキュリティ面でも安心)提示

4.POSのバーコードリーダーで読み取ってもらう

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【自分が金を受ける取るとき】

1.WeChatアプリ起動

2.マネー>お金を受け取る

3.自分のQRコードを表示して相手のスマホで読み込んでもらう

 

【割り勘】

1.WeChatアプリ起動

2.マネー>割り勘>今すぐ作成

3.WeCaht友達一覧からチャットグループ作成

4.合計額を入力すると人数で割った同額を請求できる

※1人だけ高い酒飲んだから多めに請求したいということも可能

 

総括:電子マネー普及率100%社会はむちゃくちゃ便利だった!!!!

1日過ごしただけで最早WeChatPayない生活に戻るのが面倒臭くなる。

友達同士の割り勘や建て替えた金の請求と送金受取が便利すぎて。

「小銭(お釣り)ないから後で渡すね」みたいな煩わしい遣り取りがない。

但し、上海の冬が寒すぎてスマホの充電の減りが速いことだけが常に心配だった。


中国では贋札が横行していて現金が信用できないから電子マネーが爆発的に普及したという負の面を無視して一概に中国凄いとは言えないが便利であることは確か。


中国国内に銀行口座と電話番号を持たぬ外国人旅行者に不親切すぎて初日午前中だけで「もう日本に帰りたい」「二度と来ることはない上海」と10回は友人と言い合っていたが、最終日朝にはこれである↓


 

 

次回更新は中国のコミケこと同人誌即売会ComiCupでの電子マネーレポです。

 

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