じぶんにきびしく 他人にもきびしく 家族にもきびしく 教条主義。
「ふるさと納税」 で税収が減って こまっている自治体があるらしいですね。
「特別区長会会長は『保育園の充実とかご高齢者のためのこととか学校教育とかそういうのに遣いたいお金ですよ。それを地方に持っていかれる』と懸念を示していました。(23区は地方交付税の補てんがないので ふるさと納税されると まんま税収が減るらしいです)
東京23区の中でもっとも税収が減っている世田谷区。
世田谷区・保坂展人区長『新しい年度では、30億に達するとみていて、これは明らかに限度を超えた影響額と思っています』
世田谷区は待機児童数が全国最多の約1200人。
保坂区長によると16億5千万円は“保育園5つ分”にあたるそうで、大きな危機感を抱いていました。 (バンキシャより)」
うちは ふるさと納税がはじまったころに オットにどうする? と聞くと
「じぶんのふるさとに納税するために 遠距離通勤までしてるのに よそに寄付したら 元も子もないやろ!」
とのことでした。
たしかに じぶんを育ててくれた地域だし いまもこれからも世話になる地域に ちゃんとお金を落とすっていうのは だいじなことですよね。
まあ、 ぎゃくにいえば 保育園落ちた日本死ね くらいなおうちだと なんでうちが入れない保育園のために 税金払わなきゃなんないのよ! ってキモチになるのもムリはないですよね。
返礼品目的のふるさと納税が一般化してしまって、 やらないと損みたいな風潮がありますが、 もとの制度趣旨
「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」
という面をわすれないように、 また制度もその目的に順じたものになっていってほしいです。
被災地に ほんとうに寄付金として納税するという いい方向性もありますしね。
港のイルミネーションに行ってきました。