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賛否両論あることば、CP。
言わずと知れた、コストパフォーマンスのことです。
コスト=費用、パフォーマンンス=効果なので、費用対効果のことです。
一般的な用語ですが、飲食店では、「コスパが良い」とか、「コスパが悪い」というふうに使われます。
私も、あまり好きな言葉ではありません。
本来は費用対効果ですから、絶対金額の大小ではなくCとPを比較して、「C<P」なのか「C>P」なのかが判断基準です。
しかし飲食店では、絶対金額が安いことが前提で、「これでワンコインはコスパ高い♪」みたいな使われ方をされます。
なので、あまり好きな言葉ではありません。
「これで2万円なら、このコースはコスパ高いね」なんて使い方はしませんからね。
もの作りと違って、飲食店は効果の定義や見極めがファジーだからです。
私は、飲食店のCPには2種類あると思っています。
1つは、メニュー単品のCPです。
「この刺し盛りで1,000円はスゴイね。お得すぎる」というCP。
一般的な意味のCPです。
もう1つは、最後に会計した時に直感で感じる心理的CPです。
こっちの方が飲食店のCPなのではないでしょうか。
他の業界のように効果の定義が明確じゃないので、逆にそこが効果じゃないのかと。
食の満足度や食後感、食事の目的や利用動機の達成度、過ごした時間そのものの満足度・・・・・
だからといって、「じゃあ、どうすればいいんだよ!」と言われても困るんですけどね。
そのCPは、レーダーチャートの総合点ですから。
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飲食店コンサルタント、中小企業診断士
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