テーマ:ラテン系ロック(89)
カテゴリ:ラテン(ロック&ポップス)
カイファネス/ハグアーレス名曲選(その5)
いきなり“聴きたい!”の症状が現れたことで始めたカイファネス(Caifanes)およびハグアーレス(Jaguares)の名曲選でしたが、長々と続けるのも何ですので、この5回目でとりあえず一区切りとします。いったんとはいえ、締めくくりにするにあたって、ぜひこのナンバーというのは数日前から心の中で決まっていました。少し前に入手したメキシカンロックのオムニバス盤(『アモール・エテルノ・アル・ディボ(Amor eterno al divo)』という2016年発売の編集盤です)を最近繰り返し聴いているのですが、その冒頭を飾っていたのが、ハグアーレスのこのナンバーでした。 さて、「テ・ロ・ピド・ポル・ファボール(Te lo pido por favor)」というのが今回の曲なわけですが、これは本シリーズ第2回でも触れたメキシコの大物シンガー、フアン・ガブリエル(追悼過去記事(1)・(2))のカバーです。 以前、ハグアーレスのアルバムの過去記事の方にも書きましたが、メキシコはてはラテン歌謡界を代表する歌手の、良くも悪くもベタベタの雰囲気の曲が、彼らの手にかかって見事にロックナンバーとして消化されていると感じます。 比較ということで、オリジナルのフアン・ガブリエルもご覧ください。だいぶ前のTVショウと思しき粗い映像ですが、女性への愛をうたった詞に相応しい、ベタベタの熱唱です。日本ならさしずめ“紅白のトリ”が務まりそうな雰囲気そして貫禄です(笑)。 そして、最後は復活後のカイファネスとしてのライヴ演奏をご覧いただきたいと思います。聴衆のキャプチャーと思われる映像ですが、最新のライヴということで、昨年末(3か月ほど前)のものです。昨年夏にフアン・ガブリエルが急逝しましたので、中央大スクリーンにはその追悼写真を写しながらの演奏になっています。 間を空けながら5回にわたって更新してきましたが、とりあえず一区切りです。とはいえ、カイファネスおよびハグアーレスの好きな曲を挙げろと言われれば、個人的にはとうてい5曲ではまるっきり物足りません。なので、またいつか彼らの曲を追加で紹介する機会をあらためて持てればと思っています。 [収録アルバム] Jaguares / El primer instinto(2002年) 【メール便送料無料】JAGUARES / PRIMER INSTINTO (輸入盤CD) (ハワレス) 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年06月21日 14時59分37秒
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