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音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2018年01月08日
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テーマ:洋楽(3275)
デヴィッド・フォスターを迎えての2作目にしてピーター・セテラ所属のラスト作


 1969年にレコードデビューしたシカゴ(Chicago)は、1970年代を通して着実にキャリアを積み上げていったものの、70年代末にテリー・キャスの死やプロデューサーの解雇の後に低迷期を迎えた。1982年の『ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16)』からの路線変更が功を奏し、1980年代に再び黄金期を迎えることになった。

 前作に当たる第16作の記事で述べたように、決して根本からすべてが変わってしまったわけではないにせよ、デヴィッド・フォスターを迎え、従来の志向を残しながらもアダルトなバラードを得意とするバンドとしての方向性がそのまま継続されたのが、1984年リリースの本盤『シカゴ17(Chicago 17)』だった。

 都合4曲がシングルとなったが、特に3.「忘れ得ぬ君に(ハード・ハビット・トゥ・ブレイク)」、7.「君こそすべて(ユー・アー・ジ・インスプレーション)」が大きなヒットとなった。それ以外では、1.「ステイ・ザ・ナイト」や5.「想い出に生きて(リメンバー・ザ・フィーリング)」、10.「ワンス・イン・ア・ライフタイム」なんかも外せない。全編を通してシンセが入りバラード色が強い1980年代のシカゴらしさに溢れた楽曲群が並ぶ。

 なお、このアルバムを最後に、創設時からのメンバーだったピーター・セテラ(ヴォーカル、ベース)は、ソロ活動に専念すべくバンドを脱退することになる。それでもなお、この路線は『シカゴ18』へと引き継がれていくことになる。『ラヴ・ミー・トゥモロウ』のヒット後で何をやってもヒットしそうな状況下で、それを超えんとする本作『シカゴ17』を発表し、セテラ脱退を経ても勢いを失わずに『シカゴ18』を制作していった。そんなことを考えながらこの辺りの一連の作品を聴くと、当時のシカゴは本当に勢いに満ち溢れていたのだなと再確認する次第だったりする。



[収録曲]

1. Stay the Night
2. We Can Stop the Hurtin'
3. Hard Habit to Break
4. Only You
5. Remember the Feeling
6. Along Comes a Woman
7. You're the Inspiration
8. Please Hold On
9. Prima Donna
10. Once in a Lifetime

1984年リリース。




 ​
シカゴ17/シカゴ[CD]【返品種別A】




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Last updated  2018年01月08日 07時49分31秒
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