朝の香り


その正体を突き止めてみたいような、素敵な謎のままにしておきたいような微妙な想いを抱き続けていることがあります。

これは昔から感じていることなのですが、自分のなかではとても大切な日々の瞬間の事でもあり、結して秘密にしている訳ではないのですが、「チミはどう?」と誰かに尋ねてみたことの記憶にはありません。

でも、不思議と今日は、これを感じたために、みなさんはどうなのかな?と尋ねてみたい気分になりました。

それは「朝の香り」なのです。

朝の香りといっても、炊き上がりの白飯の香りでも、お味噌汁や鮭の切り身の焼いた香りなどではなく、朝目覚めて寝惚け眼のまま窓を全開に開け放ち、部屋に流れ込んで来た風に包まれた時に感じる微かな香りで、●●系と括れるようなものではなく、瑞々しく爽やかで、ちいさな小さな息吹が濃密に詰まっているのに、みんな仲良くしているために窮屈さを感じることなく、優しさと元気と笑顔が含まれているようで、仄かな柑橘とどこかミルキーで草の呼吸のようでも花のようでもあり、肩肘を張ってないのに凛としているような・・・あ~ぁ・・・上手く説明が出来ません・・・

その素敵な朝の香りに包まれると、う~んと伸びをした身体の細胞の隙間に流れてきては、心の一番奥にある「素直」に「おはよう」とでも声を掛けてくれるようで、一気に身体も頭も心も「元気スイッチ入れちゃいます!」状態になる香りなのでした。

不思議なその力



何だって出来そうな気持ちになれる

朝のこの香りが好き!



I love the smell of possibility in the morning.



今日も窓を全開にして


四季の中では窓を閉め切らずに眠る時もありますが、そんな時もお気に入りの珈琲をマグカップに入れてベランダに出ると、確かに「今日は窓空いてたからからさ」とでもいうようにどこからともなくその「朝の香り」がやって来るのです。

それでもやっぱり、これを感じる時のお天気は晴れの日が多いのですが、雨の日に感じないかと問われればそんなことはありませんし、雨の日には「みんなジメっと感じてるんだから今日はカラッとね~」とか、嵐の日には「先ずは自分を守る。そして守れるものを守り切るんだよ~」とか、雪の降る日には「こんな日はみんなそれぞれの想いを抱くものだから、寛容を忘れずほっこり行こうね~」とかを上手く説明が出来ぬ香りが柔らかく包んでくれ、優しく通り過ぎていくのです。

そして、この朝の香りを感じ取れた日は、静かなる闘志がじわじわと込み上げてきて「よっしゃぁ!」の根拠のない、それでも素直な気持ちの元気が湧き上がってくるのです。

あ・・・もっと国語の時間を真面目に過ごし、宿題の作文をしっかり書き綴って勉強していれば、もっと々正確に感じているままの世界を綴れるのですが、テスト勉強をしている時に限って、妙にギターを抱えて1曲コピーしはじめたり、山積みしていた本が妙に気になって読みだしてみたり、鉛筆を削り出し、各面に番号を入れて、問題が分からぬ際の神頼みの鉛筆サイコロを作り出してしまったり etc. いま、そんな不出来な自分をかなり後悔しているのでした。

でも・・・素敵なんですよ、その朝の香りに包まれた時の心模様の感じが・・・

毎日感じ続けたいのですが、何も感じない日もあり・・・の時もありますが、明日香るよ!とは教えてくれぬので、そんな朝の香りの日を楽しみに、今日も朝起きて窓を全開にするのでした。








笑顔の行方を見つめて

all written by  Career wing  T.Yoshida@ponyo




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素敵な笑顔溢れる1日でありますように!