生きる・生き抜く本能
ボクにとってはみんな可愛い・大切な我が子なのですが、愛息子にとっては、母親・父親・お姉ちゃんであった家族が天に召されてしまった後、1週間位の間、彼の様子はやはりどこか落ち着きを無くしていました。
遊び・甘え、一緒に暮らす相手が急にいなくなってしまったせいなのかと思いつつ、日常が大きく変化するのだからそれも仕方の無い事だよなと思い続けていました。
亡骸の横に来てその姿を静かに見つめながらいつもとは違う様子を浮かべたこともありましたが、荼毘に付した後は、その哀しみに押し潰されるような姿ではなく、違和感を感じていても「変化」をそのまま受け入れて過ごしているように感じ続けていました。
哀しみはあっても、そこに囚われ過ぎず、自らの命・生を全うしていくようなその姿に生きる・生き抜くことの壮絶なる本質を学ばせて貰い、随分と助けられた想いを感じ続けています。
Today's Ponyo Ways.
人生について、
子供達に出来る限りのことを
教えてあげたいと思っているけれど、
逆に子どもたちから教わっているのさ。
About life, I want to teach children as much as I can but I am learning from children.
チミからの贈り物
動物に限らず植物も「命・生」あるものの本能の真ん中は「生きること」であり、「生き抜くこと」なのだと思います。
自死が許されないことには、様々な社会的な理由が付けられるのかも知れませんが、生を受けた者の道理に反するからダメなのだとさえ思う自分がいます。
哀しみがあったとしても「生きる・生き抜く」
辛さに負けそうでも 「生きる・生き抜く」
子供の命・生を守り切り「生きる・生き抜く」
ネコさんとの生活で余計な着ぐるみを自ら身に付けてもがいている自分に気付かされることは少なくありませんが、本能のど真ん中にある「生きる・生き抜く」ことをボクは一番教えて貰っています。
そして生きるための楽しさの追求にも常に妥協をしない姿勢で「幸せを追い求め続ける」ことも、寝ること・陽だまり探し・玩具遊び・ご飯 etc. 多くのことから「本能にシンプルに生きるべし!」と諭され続け、今日もまた愛息子に「難しいことばっか考えていたって、そのバカちん頭で答えなんか分かんねーんだから、オラを喜ばせることに頑張れ」の眼差しとおねだりの肉球ツンツンを受けるのでした。
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