DSCF0008昨日、カサブランカからマケラシュに来ました!

マケラシュの旧市街(メディナ)は、外敵を迷わせるために迷路のように作られています。

スーク(マーケット)は、旧市街の中心にあります。

このスークは世界最大で、四方八方に路地が広がっていて来た人の方向感覚をすぐに奪ってしまいます。
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スークの南側に昨日のブログに書いた「ジャマ・エル・フナ広場」があります。

昨日は、ライトアップした夕刻のジャマ・エル・フナ広場を楽しみました!

ジャマ・エル・フナ広場は、夕刻になるにつれて次々と屋台が出来てきて、人がぞろぞろと集まってきます。

DSCF0027広場のあちらこちらでは大道芸が行われて、そこに人だかりが出来ます。

昼から夜にかけては「ベルベルダンス」や「アクロバット芸」、「ヘビ使い」などが多いのですが、夜が更けるにつれて音楽の生演奏をする人が多くなります。

そうした輪に近づくとすぐにチップをせがまれるので、それが嫌な人は遠くから見ていればいいと思います。

DSCF0042しかし、楽しいので多少チップを払っても見て楽しんだ方がいいと思います。

でも、これが毎日続くというのですから、モロッコの人たちはどんな生活をしているのでしょう?

もともとジャマ・エル・フナは、公開処刑場であり、サハラやアトラス商人や農民が集まる場所でしたが、今ではマケラシュだけでなくモロッコで一番の観光ポイントとなっています。

DSCF0073ところで、今回の旅館甲子園ですが、私は「松本楼」の社員さんにも「さかえや」の社員さんにも、プレッシャーになることを言ったり、注意したり、批判したことはないつもりです!

逆に、もし私が怒ったり、プレッシャーをかけていたら、メンバーの中にやらされている感が出てしまって、これだけまとまらなかったと思うのです。

最高のパフォーマンスは、強制されて出るものではなく、出場するメンバーが「最高のパフォーマンスをしたい!」と思うことがポイントなのです!

DSCF0080ところが多くのリーダーは、「そんなんじゃダメだ!」「もっと頑張れ!」「やる気があるのか!」と叱責します。

その結果、自分のための努力にならないばかりか、一緒に戦う仲間が競争相手になってしまうのです!

いろいろな会社を見ていると、自分より不器用な人をけなして優越感に浸る人がいますが、仲間と競争してどうするのでしょう?

DSCF0089仲間は共に勝利し、助け合うためにいるのです!

仲間と競争したり、仲間のことを悪く行っても何の得もないと思うのですが、そうしたことをやっている会社がとても多い気がします。

私は誰かを馬鹿にしたり、誰かを悪者にすることで気持ち良くなる生き方は、ともて悲しい方法だと思っています。

DSCF0098しかし、そうした村社会的な文化はリーダーが作っているのです!

本来、リーダーの仕事は組織の総生産性を上げることです!

「さかえや」さんの二連覇や、「松本楼」さんの健闘から、もう一度、リーダーの役割を確認しておく必要があると思うのです。

リーダーの役割は、組織の総生産性を高め、部下を勝利者にすることです!

DSCF0100人にやらされて、それが勝利者でしょうか?

今回、旅館甲子園に向けて私の指導を受けた人たちは、私の指導がどうだったのかをぜひコメントしてください。

それがわかれば、良い会社作りのヒントになるかもしれませんし、指導を受けた皆さんにとって大きな財産になると思うのです!

今日のひとこと
「部下や仲間のことを悪く言っていて、試合に勝てるだろうか?」


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