皆さんは、「ディープラーニング」という言葉を知っているでしょうか?

知っている人は少ないかもしれませんが、このディープラーニングによって人工知能(AI)は飛躍的に進歩しました。

それまでの人工知能は、人間がプログラムを作り、それに基づいて人工知能が仕事をしていたのですが、ディープラーニングが出来たことによって、人工知能が自分で学習してプログラムをより向上させことが出来るようになったのです!

この学習方法が出来たことによって囲碁や将棋などで人間が人工知能に勝てなくなったり、車の自動運転が可能になったのです。

このデイープラーニングによってどんなことが起こるかと言うと、これまでは人間が判断してコンピューターを使っていましたが、コンピューターが判断して人が使われる時代が来るということです!

機械は感情に流されませんから、過去の事例を基にもっとも正しい判断を下します。

今の日本は人手不足の時代ですが、このディープラーニングのおかげで、ほとんどすべての仕事がより早く、より正確に機械でやれるようになるのです!

機械は文句も言いませんし、長時間労働も問題になりません。

そんな時代が10年くらい先に実現するのです!

それに比べて、私たち人間は成長しているのでしょうか?

私には何百年も前から同じようなことを繰り返している気がしてならないのです!

しかし、このディープラーニングは、元々人間の脳を模して作られた学習方法です。

つまり、人間の脳は情報や経験(失敗)から学んで、より正しい判断(行動)ができるように作られているのです。

私は、人一倍たくさんの失敗をして、ずいぶん痛い目を見てきました。

そのおかげで、こういう生き方をしていたら人生が良くならないということを学び、より良い生き方を探さなくてはなりませんでした。

例えば、仕事をさぼる部下を厳しく叱って会社を辞められたとしたら、指導が上手な人を参考にして違う指導方法を試すのです。

ところが、「私はこういう人間だから!」とか「面倒くさい!」と言って、より良い生き方を身に着けようとしていない人があまりにも多い気がするのです。

私は、私自身がそうであったように、どんなに能力が低くても自分を向上させたいと思っている人は変われると思っています。

しかし、どんなに優秀でも「自分は自分」という考え方の人は絶対に採用しません。

「私はこういう人間だから」と言える人は、人に対するやさしさがないし、人を不快にさせたとしても直すつもりがないと言っているようなものなのです!

皆さんは、今の生き方を続けていて、人に好かれ、収入が増えると考えていますか?

今の生き方を続けていて、大切な人(社員や仲間)を幸せにできるのでしょうか?

そう考えたとき、私が変えるべきものは私自身だと思ったのです。

人は「このやり方は良くない!」とわかったとしても、良いやり方を知らなければどうやったら良いかわかりません。

ですから、この人はすごいと思える良いお手本(イメージ)が必要だと思うのです。

心からすごいと思う人がいたら、絶対に「私は私」などと言えるはずがないと思うのです。

私が尊敬するネルソン・マンデラ氏は、次のように語っています。

「自分自身を変えなければ、社会に影響を与えることなど決してできません。偉大なピースメーカーはいずれも、誠実さと正直さ、そして謙遜さを兼ねた人たちです」


ネルソン・マンデラ氏をはじめとして、世の中には私には信じられないくらい立派な人がたくさんいます。

そういうお手本があるのですから、そこから学ばない手はないと思うのです。

皆さんは、この10年でどれだけ人間的に成長したでしょうか?

最後にもう1つネルソン・マンデラ氏の言葉を紹介しておきます。

「生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある」

今日のひとこと
「歳をとると体は動かなくなりますが、その分、人格は高くなりたいものです」


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