食べるほうを見たら、
今度は出すほうも
見ていきましょう。
「食べる」「出す」をセットに
アセスメントをします。
まず、大便。
胃に物が入ると腸が動くので、
ふつうは食べるたびに出る、
ということになります。
新生児なんかはおっぱいを
飲むたびに気ばりますよね。
ただ、大きくなると
そこまで大便は出ません。
習慣的には朝、それも朝食後、
といったところでしょうか。
しかし、なかには
2~3日出ないって人もいます。
それでもお腹は張らない、と。
個人差が大きいんですよね。
あまりに出てなさ過ぎると
それは心配ですが、
ケアマネジャーとしては
便の回数よりは
便の性状でしょうか。
性状というのは、
普通便、下痢便、コロコロ便
といった便の様子のことです。
数日に1回しか出なくても
普通便なら問題なし、です。
下痢便だったら、感染症や
消化器系統に異常があるかもしれませんし、
下剤をたくさん飲んじゃっているとか、
別の見方をすれば、
しくじって介護者の負担が大きかったり
しているかもしれません。
またコロコロ便の場合、
十分な水分量が摂れていない
ことも考えられます。
「出す」もういっぽうは尿です。
尿のほうはまずは
回数や量は聞きますね。
個人差や飲水量などにも
左右されますが、
一般的には1日4~8回
くらいだと言われています。
あまりに少なすぎると
それはまずいです。
病気をうたがいます。
脱水になっているかもしれませんし。
「水分?飲んでるよ」って
たいていの人は言うんです。
でも、8割方、思い込みとか(笑)
おしっこの色やニオイや
そういうところを見るのも
大切かもしれませんが
私はそこまではしないな。
「気になるようだったら病院へ」
って言えばいいんです^^