はてさて、実務研修で

受講者に質問されて

どぎまぎしてしまったんですが、

会場をあとにして

冷静になったときに

ふっと思いました。

 

質問されたのは、

家族の判断で内服薬を

勝手に中止されていた、という事例。

ケアマネとしてどのように対処すべきなのか、

ということでした。

その場では、主治医にその旨を

報告すべきだったな、

薬の飲み方に対して

何の手立てもしなかったな、

という反省でした。

 

そういう見解を述べた後、

主治医との関わり方の話になり、

「気むずかしい医者には

なかなか言えないですけどね」

と言いながらお茶を濁してしまった

わけですが、思いついたのは

その部分に対してで。

 

気むずかしい医者であろうとなかろうと

仕事なんだから避けてはダメな話です。

もちろん、関わり方の方法は

相手の様子によって変えていくわけですけどね。

 

介護保険やケアマネジャーに理解のない

医師はまだまだ沢山いると思います。

だけど、誰かが関わらないと

その医者の意識は変化しませんし、

利用者が不都合を被るようであれば

なおさら妥協は許されません。

別な言い方をすれば、

「気むずかしい医者を目覚めさせる」という

社会資源の開拓とも言えるわけです。

社会資源の開拓って、壮大な話ではなくて

身近にできることでもあるんですよね。

 

これからケアマネジャーになっていく

意欲あふれる人たちに絶対話しておくべき

内容だったな、と「後悔」しております。

ですからここ自分の考えを

「公開」しておきます…。

 

…先週からダジャレが多いんですけど。

 

質問してくれた人がこのブログを

見てくださればいいな、と思います。