私設・大宮フィルの学級日誌

大宮フィルハーモニー管弦楽団の練習記録、ステージの記録、アーカイブなどなど。

3月26日(日)高井先生の合奏

2023-03-26 17:32:00 | 練習の記録
プラザノース多目的ルームにて。T先生のご指導です。
先生ご到着の前に、N先生が準備練習してくださいました。
Ddurのスケールからです。
半音の動きに気を付けましょう。
その後、Esdurのスケール。これは『威風堂々』の最初の調。
Es,As,Bに注意。音を出す前にイメージしよう。
『威風堂々』冒頭をゆっくり。

T先生ご到着で、まず『威風堂々』を通す。
テヌートがついている音はしっかり伸ばしましょう(音価どおりに)
速さが変わるところは、顔を上げて、その前から準備しましょう(何回も注意されているポイント)
A:最初の音に全員集合
D:音楽の推進力を表現しましょう。テンポが速くなるというよりは前に進む感じ
H:四分音符の二つは均等に
16小節と、153小節のVnの「シ」の音は響きを!(G線上で弾くので練習必要)
Allargando の前は心の準備をして顔をあげましょう。(前述しましたが)

アーノルド
全曲通しました。
先生は「通りましたねー」とおっしゃいましたが、無理やり通した感が。
休憩後にset1を最初から。
その前に新しいメーリングリスト立ち上げについてNさんから説明ありました。
帰ったらメールチェックしましょう。
ありがとうございました。

第1曲:2小節目の最初の音をもっと歌って。休符の前の音を大事にそうすることで、続くメロディーが美しくなります。
D:トロンボーンは伴奏ではなく自分たちが音楽を作っているという意識をもって。
この個所は宿題です。
第2曲:最初の4小節はテンポをしっかりつかんで始めましょう
N:ここから最後まで遅れがちになるので注意。弦の装飾音は前に出す。ここも宿題
第3曲
四分音符を歌いましょう。特に出だしの音符は丁寧に弾くことで豊かになります。
第4曲:八分音符の4つを急がずにしっかり。Marcatoの演奏スタイルを!
第5曲
メロディーを担当する木管は急がずに。
第6曲
D:トロンボーン遅れないようにテンポキープ。ここも宿題
第7曲
丁寧に
第8曲
冒頭の刻みは十六分音符をしっかり。八分音符が強くならないように。そうすることで
GIUBILIOSOという指示を表現できます
たくさんの宿題をいただいた練習でした。次回の練習よりよくなりますように。

ところで、日誌は今日で終わりとなります。2009年にNさんの呼びかけで始まった学級日誌。
最初からメンバーとして参加させてもらいました。
おかげでスコアよく読むようになりました。練習しながらとったメモを判読しながら(殴り書きなのでところどころ???)スコアを確認。なるほどここでは菅がこんなことをしている、だったら私は・・・・・・などと、色々考えながらの日誌書きは本当に勉強になりました。
録音や動画は聴覚、視角の確認できますが、指摘されたことを言葉で確認、譜面で確認するのは
結構楽しい作業でした。
これまで学級管理していただいたこと、それにもまして、最初に企画していただいたNさんに感謝と
大きな拍手をお送りしたいと思います。
ありがとうございました!!!!!!!!!!!!

ヴァイオ林檎

3月19日(日)合奏

2023-03-25 18:16:55 | 練習の記録
HPが刷新されました!!
おおみやなのでアルディーjyaのオレンジ色がテーマカラーだそうです。
【威風堂々】
先生はブージアンドホークスのスコアです。楽譜がカルマス版なので時々見直してください。
本日はNさんの指導ですが、はじめOさんで威風堂々を通しました。
Oさんより
スコア J12から3小節間アラルガンドが付きます。そのあとアテンポ、楽譜にはそう書いてあります。最後がテンポプリモ、そのあとがピューモッソです。
Nさんの指導です。
和音の移り変わりが気になる、音程が気になる。曲の流れの中でなんとなく演奏している。
正確なものではない。
音は間違えない、違う曲になってしまいます。

(はじめ)入りですが、初めの振りがどうなるか、予備拍があるか、楽譜通りか・・・
木管は運指で音を出さない。
A2小節前のGの音の幅が気になる。
メロディーラインは平均律で演奏し、ついてくる和音はそれに合わせる。途中のEsは高め、元のEsは元のEsにしましょう。Fisの音も気を付けましょう、3-4小節目はモールなので逆、途中メロディがB♭に上がるところのGは低めで。メロディーラインの人も音程気にしましょう。6小節目の2拍目、7小節目の1、2拍目の3拍(拍の頭にある音)は和音、裏は和音ではない。和音はGモールです。B♭明るめG、D普通。
拍頭の八分音符は外してはダメ、和音を聞かせる。強くはダメ、大きく演奏します。
Cb、Tuba鳴りむらがあります、どこかに嫌いな音がありませんか。
テヌートアクセントがあったらなんかあるな~大切に丁寧に演奏してください。(丁寧に強く、丁寧に強調して・・)弦は弓先で演奏するので弓圧かけて引いてください。
(A-B-)A2小節目の人遅れる。B2小節前2拍目(丁寧に、伸ばしすぎない)と1小節前の1拍目の音程をとります。弦が遅れて聞こえる。
(C-D-)和音が無茶苦茶。4分音符は弦は3つの音を引きますよねすべての音があっていないと調律できていないピアノを弾いている状態。1つだけの音を吹いている人は頑張りましょう。初めの4小節はスラーでクレッシェンドありますよね、後の4小節はないので音の長さを気を付けて。メロディーはすべてユニゾンです。半音で動いているじゃないじゃないですか、小さな段差を演奏に出しましょう。アニマートは勝手に早くしないでね。和音とメロディのスピード感の違いを寄せましょうメロディが前に行っている。16分音符が転ばない。Fの前細かい音がしっかり聞こえない。
(G)金管の16分音符はしっかり吹きましょう、嘘っぽい。
(P-Q-)P2小節前の16分の音型ではなく音程確認して、音の幅。P金管16分音符頭からちゃんと入る。Tubaにはまらないとだめ。

【ブラームス 3楽章】
拍を感じるために体で演奏しましょう。
(C)ハイホーのホーが聞こえたほうが良いです。
(E)133木管待ちすぎているかもしれません。裏打ちは遅れない、見た目でしない。今は叩いているが先生の指揮は逆。

N部長、日誌の管理ありがとうございました。
ほるんぱる(わたしブラームスはセカンドです (笑))

3月12日(日)合奏 新曲あり

2023-03-17 00:32:31 | 練習の記録
3/12(日)の日誌です。
馬宮コミセンで副指揮者Nさんによるご指導です。
よろしくお願いします!

大宮フィルのホームページ、メーリングリスト、その他広報関係をリニューアル中です。
担当の皆さま、ご対応ありがとうございます!
SNS上でも盛り上がっていきたいですねー(^^)

前半の練習は威風堂々です。
先週に楽譜が配られて初見大会ですが、何年か前に大宮フィルでは演奏しているはず…。
振り返ってみたら、2008年5月、第30回定期演奏会で演奏していました。
なんと15年前!!

ちなみに当時の定期演奏会のプログラムはこんな感じでした。
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エルガー 威風堂々
モーツァルト ピアノ協奏曲第24番
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
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さてさて今回はどんな演奏になるでしょうか。


まずは無理しないテンポで一回通してみる。
通ったけれども、カウントが甘いみたいです。
大宮フィルの課題のインナーカウントですね。
16分音符で細かくカウントを取りながら、刻む音形を意識して、練習番号Nからを繰り返し繰り返し練習。
転びやすい音形を流さないように、走らないように。

前半では時間が足りずに、少し後半まで時間をとって威風堂々のチェック。
最後の和音を丁寧に確認。
コントラファゴットが最低音を豊かに鳴らしています。
(低くてかっこいい音を羨ましがる4弦のコントラパス奏者)

本番を意識したテンポで練習して締めくくり。

後半の後半は、ブラ4 4楽章をさらり。
音程が良くないので和音にならない…(ひいい)
自分の音が本当に「その音」なのかを確認しながら練習するといいですよとご指導をいただき練習終了です。

午後は定期演奏会の実行委員会がありました。
6/25(日)の定期演奏会に向けて鋭意準備中です(^^)

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大宮フィルハーモニー管弦楽団
第45回定期演奏会のご案内

2023年6月25日(日)午後
RaiBoC Hallレイボックホール
(市民会館おおみや)
公益財団法人さいたま市文化振興事業団 | RaiBoC Hallレイボックホール(市民会館おおみや)
saitama-culture.jp
apple-touch-icon-180x180.png


指揮者:高井優希
曲目:                    
・威風堂々第1番/エルガー      
・イングランド舞曲集 セット1、セット2/アーノルド
・交響曲第4番/ブラームス
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文責:あやとり

2月26日(日)高井先生の合奏

2023-02-28 07:41:42 | 練習の記録
2月最後の合奏は七里コミセンで高井先生のご指導でした。
高井先生の合奏、そして駐車場の少ない七里コミセンということもあり、8:30の開門前にズラリと乗り合わせの車が待機、9:00前にはセッティング完了、と気合い十分でスタートしました。

前半はブラームスの4楽章、後半は4楽章を少しと3楽章でした。
圧倒的なオーラと惹き込まれる指揮、そしてなかなかの緊張感でメモは途中で放棄してしまいましたので、録画・録音で確認してください。

以下、合奏の中から4つのお話を抜粋して…

⭐︎どの曲でも1つの四分音符の後ろ側のリズム(八分音符、三連符、十六分音符…)が体の中にあると音と音がつながっていく。音楽になっていく。裏拍を感じるほど、縦の精度が高くなる。ただ裏拍を数えるのではなく、響き・音楽の流れで裏拍を感じると深みが出てくる。タイミングではなく伸ばしている音の中のムーブメントを感じて。

⭐︎出だしでリードする人が誰かをみんなで共有する。例えば管セクションだけの4楽章の最初は誰が主になる?それは曲や団によって違ってよいが、リードする人もそれを見る人ももっと意識する。それぞれが指揮に合わせるのではなく室内楽のように呼吸を合わせて。これはコンマスに合わせるのも同様。

⭐︎音を出す前の裏拍の感じ方が大切。フレーズが変わる時に、指揮より先に音が出ることはない。

⭐︎「合わせる」というのは、誰かについていくのではなく、感覚を一緒にもつこと。

大宮フィル永遠の課題「インナーカウント」、アタックでなく音程のある音の出だし、伸ばしている音の中身、そしてアンサンブル力、どれも前々から言われてきたことですが、やはり大切だと改めて感じました。
なかなか難しいながらも、合奏の中で先生の要求に少しずつ少しずつ応えて演奏が変わっていくのが分かり、合奏の喜びも感じました。

来週はアーノルド!!

えーらーうーたん

2月19日(日)合奏は続く。。。

2023-02-26 09:27:17 | 練習の記録
2月19日の練習は前半がアーノルド全曲、後半がブラームスの3、4楽章でした。

どちらもまず最初から最後まで一度通してから、要所要所をピックアップしての練習でした。

1曲を通すと注意事項を思い出したり、注意していても出来ていない事をチェックしたりと大忙しになります。

1つでも出来る事を増やし余裕を持てるよう頑張りましょう。

2月5日(日)合奏

2023-02-05 21:45:05 | 練習の記録
2月5日の練習レポート

諸連絡
ダモーレ最新号出ました。
練習後、定演実行委員会開催。メンバーの顔合わせです。

ブラームス3,4楽章の練習。ご指導いただくのはO先生です。
本日の練習計画:前回の高井先生のご指導を踏まえて、テンポの変化の確認をします。
4楽章
まず、フルートソロの前までを通します。しかし!無理やり!通した感が。
やれやれ(O先生のため息が聞こえそう)
再度、冒頭から。
符点2分音符の「切り」を合わせましょう。合わせることで、次の小節の頭がそろいます。
全体に木菅のメロディーラインを意識して聴くようにしましょう
9:ここからのpizzは深い音がほしい。Vc.Cbは重めに。
14:dimが見えたところはまだ大きいよ。
A:前2小節でcresc
菅はスタカートとアクセントの演奏法を変えましょう。アクセントの方は響きを残す工夫を
33:テンポが緩む(80~84)が、その準備は1小節前。
Vaと2ndVn、合わせましょう。2つ目の音の入りを正確に。
B:八分音符、モルトテヌートで演奏しましょう。
89で少しテンポアップ、さらに緩んで80に。フルートを聴きましょう。
100:poco crescの処理は高井先生の指示に耳を傾けましょう。
105:長調になり、少しテンポアップ(84)
E:80に落ちる。3つ振り
  Obのラソファミレは下降音型だが、雰囲気は上がるように。

  菅はスタカートを含む四分音符の長さを統一して。
128:6つ振りでrit..Vc,Va,Vnはフルートより後まで音を残す。
129:テンポ108
136:テンポ116
193では116から76くらいにテンポ緩むので、192の3泊目のGPを意識して。
193に入ったら3拍目を我慢してしっかりとる。
I:弦は<>の表現を
217からのVa,Vcは出して。
L:一拍目のおとは静寂を突き破る音なので、はっきり出しましょう。
piuAllegroの前2小節、timpを頼りにrit
piuAllegro:160~168の速さです
ここも休符のカウントをしっかり、走らない。
258,260の休符を正確に。
297からの弦のアクセントがついいている音は弓を弦にしっかりかませること。
最後の音を伸ばさない。

3楽章
16分音符をはっきり(もやもやしないということね?)
3連符硬めに。

ここで前回の高井先生のご指導で3楽章をやった時の思い出・・・・・・要するにひどかったのですが。
Oせんせいの大切なお言葉:指揮者に反応しようとする意志を持ちましょう。顔を上げて、指揮者を見ましょう。求められていることを理解しようと努めましょう。

本当に、身に沁みました。求められていることがはっきりしないこともありますが、もとめが分かるのに
それに答える技術が足りないのは悔しい、辛い!
ひたすら、ああでもない、こうでもない、と練習するしかないようです。

最後に弦の259からの3連符は半飛ばしで(弓真ん中よりも弓元よりで)

練習終了、お疲れさまでした。O先生ありがとうございました。
来週は高井先生でブラームス1,2楽章。

なかなか大変なブラームス、でもやりがいのあるブラームス。あと4か月を切ってしまいました。

余談
前回の高井先生ご指導のアーノルドの前夜のこと。ミュートが見つからない。でも1曲目の最初はミュートがいる、どうしよう、思案の末、消しゴムで作成、白くて目立つけどいいや!
そして当日、周りの人にはその白いの何?と聞かれ顛末を語り、(ちょっと褒められ)いよいよ練習開始、
だんだん切り口が広がっていく~。
もう1曲あるのよ。最後から2番目の曲。サラーーといってほしいという願いもむなしく、なぜか。某イングの変更があって、何度も弾いて居るうちに、割・れ・た。
家に帰ったら椅子の上にありました、ミュート。
使えなくはないけど、何度も外す曲には向きません。誰も作らないだろうけどさ。

ヴァイお林檎でした。

1月29日 初?!大島先生♪合奏

2023-01-31 15:44:22 | 練習の記録
今日は久しぶりのブラームス4番の合奏。(1、2楽章)

そして、なんと大島先生のご指導でした。

単独で合奏をみていただくのは、もしかしたら初めてかと思います。

(記憶違いでしたらすみません。)



合奏に入る前に、連絡事項からの~団長挨拶。

個人的に、団長挨拶を楽しみにしています。

今回は、話がないといいつつも、心がほっこりするお話でした。

タイトルをつけるとしたら、「ヒヨドリの恩返し」です。

気になる方は、個人的に伺ってくださいね!



さて、本題に入ります。



1楽章



全体の流れを意識するとまとまる。

低弦がもう少しいれば...

ここにコントラバスがいると思って演奏しましょう。

チェロは10人分弾いてください。

2拍子を感じて。

53 弦 エネルギーたまったままで。終わらない。(次の管へつなげる。)

ブラームスはこの曲に限らず、チェロとホルンは同じことやっていることが多い。

80 弦 管の音の太さのイメージ。余韻を残す。(ビブラートも1つの手段)

管 弦のピチカートを意識して。

D レガートに。

95~ 木管セクションとして音色混ざり合ってほしい。

E 3前 Tpためらわず。自信もって。

199 調を変えているという意識。

H 5~ 2分音符ブチッと切れない。拍を感じつつ、流れ大切に。

219 Fl 弦のピチカートに寄せて。



自分のこと以外に耳がいくように。



2楽章  



16分音符の動き味わって。

E Dur共有して。

5アフタクト 1Cl Gisの音、重要。

6後半から、落ち着いたC Durから不安定なE Durに変わること、楽しみましょう。

C~もっと時間使ってください。たっぷりと!

音楽は進んでいるが立ち止まらない。

  もっとからみ合って。

  歩み遅くなるの共有して。

55~ 受け継ぎ、枠にきちんとはめる。(工場で作っているお弁当のように。)

110 指揮見ましょう。

114 C Durが聴こえる、落ち着きのある和声になるように。

114の前半まではE Dur、後半からはC Durに落ち着く。

Hrのフレーズは変わらないが、調を意識して吹きましょう。

例えとして、Hrはトンカツ。弦は卵からソース。

オケ全体は卵とじかつ丼からソースかつ丼に味変したくらいの違いを出しましょう。



最後に

知っている曲ほど、奥深く掘り下げてください。

と、おっしゃっていました。



かつ丼に例えてだったことと、お昼が近いのもあり、お腹がすいてきたところで終わりました。



人数少なめの合奏でしたが、例え話を交えながらの大島先生のレッスンは、とても楽しく有意義な時間でした。

先生からは、何度も「共有」というワードが出てきました。

他のパートに寄り添い、耳を傾けることが大切ですね。



毎回、録音してくれる人がどなたもいなかったのですが、出席された方で録音していましたら、提供していただけるとありがたいです。




ごんのすけ♪

1月22日(日)高井先生の合奏、アーノルド

2023-01-25 21:36:39 | 練習の記録
1月22日は、高井先生のご指導でイングランド舞曲を練習しました。



・自分でカウントして皆でカウントを共有する

・皆で集まるところでは、集まる

・自分の楽譜ばかり見ずに、顔を上げる



以上が、要点かと思いました。

後は、アバウトなメモです。





・SET ONE 1

冒頭のVnのメロディー、ホイップクリームのように柔らかく膨らみのある音で。

楽譜の細かな指示にばかり気をとられず、メロディーの流れを大事に。

[B]からのVaとVcの付点四分音符は、アクセントを活かして聴こえるように(硬いアクセントではない)。

[D]からのTbは、他のパートの音を待つのではなく、自分たちでリズムを提示するように。そうしないと他のパートが入れない。

[G]の入りは、手前の木管の動きを聴いて集まるように(木管が聴こえるように演奏する)。



・SET ONE 2

装飾音は思い切って前に出す。

十六分音符が連続しても転ばず、しっかり音符を並べる



・SET ONE 3

[A]の2小節目の4拍目で、弦のトレモロが伸ばしに変わるタイミングがバラバラ。Fgのメロディーを聴いて、このタイミングに集まるように。

[B]からの弦のメロディー、<mp>のついているところを、膨らませるように。



・SET ONE 4

冒頭のテーマ、四分音符で転ばないように。八分音符も楽器の胴体を鳴らすように。

VnVaVcボーイング変更:2小節目と4小節目の3拍目はアップ(弓順でも音はセパレート)

テンポが速くともテンポを共有し、転がらないように。

[H]から[K]までの金管、集まるところを意識して集まるように。

最後の小節の2拍目の終わりの音、テンポを落とすわけではないが落ち着いて(終止感?)



・SET TWO 5

(曲想のとおり)落ち着いて。



・SET TWO 6

コーダがバラバラにならないよう、一体感をもって。



・SET TWO 7

出だしの弦の伴奏は、音符(小節の頭)にアクセント

[B]からの弦のメロディーは胴体を鳴らすように。

(そのために)ボーイング変更:

[B]のアウフタクト、[B]の3小節目のアウフタクトをアップとし、弓順でスラースタッカートは弓を返す。[C]の1小節前は前の小節からつなげてアップ。

[D]の弓順も同様



・SET TWO 8

[E]からは、後打ちを意識して。

1月15日(日)2023年、始動

2023-01-25 13:54:20 | 練習の記録
いまさらながら、あけましておめでとうございます。

12月は4日、11日、18日、25日と練習がありました。
年明けは本日がスタートです。
アーノルド全曲を副指揮者・永薗さんの指導で。
とりあえず全部音を出してみました。

この曲集は技術的に難易度にムラがあるというか、
音の並びが簡単なところと音を並べるのさえ難しいところの差が激しいですね。
しかし、全体としては(ほぼ)常に等速で進んでいく、という点が魅力かな。
1小節ごとの回転運動がピタッと全体で噛み合うと気持ちいいと思います。
細かいところ、難しいところは焦って転んでしまう、とか、ついていけなくて遅れる、という症状があちこちに出ていますが、
ゆっくり練習しつつ、小節の大きなサイクルに自然に当てはまっていくようにがんばります!

去年、楽器を調整に出し残っていたら14日にウィスパーキーのタンポが取れてしまい、
これまた調整イマイチのサブ楽器での練習でした。
この日の午後、コントラもまとめて調整してもらい、現在は絶好調(?)です(楽器は)!

12月11日(日)分奏

2022-12-17 17:01:56 | 練習の記録
金管分奏の日誌です。


金管は宮下先生によるアーノルドの分奏です
初めに音楽旋法についてお話がありました。
調性ができる前は西洋音楽は何を使っていたかというと教会旋法などでした、半音はミファとシドしかないでしょ。ドレミファソミファソとかドレミファレミファソとか読み替えていた。始まる音に名前がついてドリア、フリギア...ドレミファソミファソとシドを感じてなかった。音楽の教育は教会で行われていた。聖歌隊などで音楽教育をしていた。音名は手を使っていたのでドレミファソで収まるようにしていた。簡単にするようにドレミファソミファソした、何が良いかというとミの音は硬くてファの音は柔らかいなど音固有のキャラクターを感じて音楽をしていた。よく使うのが柔らかいファの音に♯をつけると固くなる。♯は硬いイメージがあり♭は柔らかい涙だからやさしいイメージがあります。固いミの音に柔らかい♭をつけるとキャラクターが出る。柔らかいファの音に♯をつけると固い明るい音と感じていたそうです。その時代は黄金比、ピタゴラスの黄金比はわかりますか、音のハーモニーも黄金比、ドソとかドファ完璧に保っていて3音はない。1音5音が3対2になるから一番聞いて美しいとされてた。時代が過ぎて、3音がないとつまらないじゃないですかトレント会議なんかで3音を使ってよいよとなりました。ピタゴラスのころのピタゴラス音律は転調ができなかった。それから転調ができる、音階ができるようになってCdur、Ddur調整ができるようになって音楽の歴史になる。
アーノルドの時代は平均律で音の間が平均だからどんな調にも飛べるという利点があって、その時代の音楽にふさわしい音律があった。ピタゴラスの時代は1度5度のきれいな音が良いのでピタゴラス音律、3度が出てきた時代は中全音律、ミーントーン3度が一番美しく響く音律法が主流でしたが、転調ができなくなるのでモーツアルトの時代はバロッティ、ケルナーバッハとか1オクターブが割り切れないはみ出てしまうのでいろんな音律ができた。アーノルドの時代は平均律だが今は1/4音とかも出てきてますよね。その時代が要求する音階法を使っている。その時代の音楽を演奏する音階法がある。アーノルドは平均律なので半音の間が100 100 100でとる。ただ、オーケストラでは響きが美しいものをとる、普通にハモらせて良い。

ロングトーンはインナーカウントをとって、音階は音が上がって下がりますが上手にメドレーを吹くのは上がった感じ、下がった感じが出るじゃないですか、練習も立体感を出して。ロングトーンの間がバスンとあいてしまう、音と音の関係性が切れがちになる、関係性を感じるとぎりぎりまで音を伸ばすようになる。音と音との関係性、つながり方を気にしているとアプローチが変わってくると思います。

【Set2-5】
伴奏だけどストーリ性を出す。転調、ハーモニー音楽の表情を出す。書いてあるからやりますではなく自主的にとらえる。感動する演奏。舌の使い方意識して使うと音がクリアになる。アティキレーションを気を付けて楽譜を横に見てスタッカーとの間にアクセントはなぜついているか考えて。D:音が飛ぶところはしゃべり分け下の音は「ト」上は「ティ」。上がりなおすと時間がかかる、おなかをキープする。イギリスっぽいハーモニーの面白さ。疲れているときでもリズミカルに歩いてみるとそれなりになる。早い音楽もそういうもんだ、後からついていかない。tempoにぶら下がっていかない。鐘になりきって。ヨーロッパに行ったことはありますか朝これでもか鐘が鳴りますよね。町の中で鐘が鳴るイメージ。トロンボーン手が遅い、止まってから音が出ている、一瞬前に考えるのを0.5秒早く考えて。楽譜も先読みして、トロンボーンは動きが大きいので先読みが大事。高い音に支えを抑えているとぶら下がらない。
【2-6】
踊りなので立体的なはずだが平面的、リズムだけでは踊りたくなくなる。技術的には難しくないのでリズムのコントロールの仕方、踊れるような音楽に工夫する。E5前八部音符2個分を数えていない、フェミオラ、フレーズが長くなる、2拍子系と3拍子系違いが楽しい、音楽のキャラクターが変わるので楽しい。インナーカウントがしっかりしていれば自信をもってふける。8分音符が続くところが遅れる。メトロノームで少し早いところまで練習しておく。自分を信じる。
【2-7】
Bアタックはっきり、鐘、ハープが動いているので聞こえるぐらい。Cベルトーン抜いて余韻がある感じ。Dメロディー朗々と、ケルトなんですかね、解決しない。Tb、TpのFFのところもっとブーンと鳴らして良い。
【2-8】
頭はダブル?裏箔を意識して進んでいく感じ。8分音符の長さを統一したほうが良い。スタッカート「カタカタカタカタ」逆にして練習。クリスマスソングか。メロディー自体は親しみやすい身近な感じ。C2前スタッカートとスラーとの対比。Cは出す。Dは軽やか。音色は暖かく。リズムが詰まっている、譜面通り。E2小節目、FFは息をたくさん出す+唇をまとめる。G Tb立体感、鐘をたたいている。
【Set1-2】
Muteが間に合わない、手に持ったまま?最後だけ持って。Hr抜いて。この曲も立体感がない、どうしたら楽しくなるか、どうして音楽にしていくか。書いてある要素を拡大する。前打音も勇気をもって。D Tb初めの音が当たっていれば大丈夫。効果音なので鈴を鳴らすような。E P、クレッシェンドが大事、ハーモニーが耳に残る。J ハーモニー。
【1-4】
最後数えるのをやめてる。数えられれば良い。アーティキュレーション気を付ける。フェミオラ、フレーズが伸びる感じを意識。頭、上がっていくメロディーと下がっていくメロディ、次は発展していくでしょ。ストーリー性がある。メロディー自体を自分のものにする、コントロールする。F クレッシェンドしたときにインナーカウントが乱れる。H Tpさんの真似をする。K ハーモニーが大事、世界が変わる。L 前打音がひっかけが短いほうが良い。O 上がる下がる発展していく。

ながくなりました。
ほるんパル