台湾交流戦開催決定記念:桃園国際棒球場へ行こう☆
※2016年現在の情報になります。ご注意ください。
今日もお疲れさまです
かなり久々となる「球場へ行こう」シリーズ。今回は11月に台湾プロ野球選抜チームとの交流戦も決まった、Lamigoモンキーズの本拠地である桃園国際棒球場をご紹介します☆
※写真は全て2016年8-9月、2017年7月に撮影したものです。
まずは位置関係ですが、台湾の玄関口である桃園国際空港からもうすぐ近く!今年3月に開通したばかりのMRT空港線で球場の前まで行けるようになり、アクセスはかなり便利になりました。
(Google Map ⇒こちらより)
東京(成田・羽田共に直行便あり)からの飛行時間は3時間半から4時間程度で桃園国際空港に到着!入国審査を終えてまずは「桃園機場捷運/Taoyuan Airport MRT」と書かれた方向へと向かいます。
こちらがMRT空港線の路線図。「A19 桃園体育園区」という駅が球場の最寄り駅となります。ちなみにこの路線は高速鉄道の桃園駅や、台北駅にも1本で行けるので便利なんですよね~
(桃園捷運公式サイト⇒こちらより)
まずは切符(トークン)を購入しますが、買い方は日本と同じ。空港から球場の最寄り駅である桃園体育園区駅までは40元(約150円)というリーズナブルな料金。
…余談ですが、台北駅までは約35分で料金は160元(約600円)です。
空港からは中壢方面になります。台北市内に出る場合は反対側のホームになりますね。
空港から桃園体育園区駅までの所要時間は約20分。MRTは台北の中心部では地下鉄になりますが、郊外では地上を走っている区間が多いようでした。
駅を降りて2-3分歩くと、Lamigoモンキーズの本拠地・桃園国際棒球場に到着!おしゃれな外観と大きく描かれた球場名が特徴的ですね。
まずはチケットの購入ですが、台湾のプロ野球は全席が指定席。「全票」が大人で「半票」が子供になりますが、400元と言えば約1480円くらいですので、日本の内野指定席と比較すると格段に安いですよね♪
※1元≒3.7円での計算です。
席はアルファベットがふられたエリアから選ぶことができます。余談ですが、台湾では言葉よりもノートに書いて見せる「筆談」の方が確実に通じますので、ノートとペンは必需品です。
こちらがカモメの窓口ならぬ猿の窓口(笑) 球場正面です。
大きな荷物はこちらで預かってもらえます(有料)。球場正面から3塁側へ歩いて行く途中にあったような…
中へ入るとLamigoモンキーズの選手たちのパネルが出迎えてくれます。向かって左から2番目が、日本でも大人気となった王柏融(ワン・ボーロン)選手ですね☆
ゲートをくぐると美しい天然芝のグラウンドが広がります!レフト側にスコアボード、そしてライト側には映像のビジョンがあり、センターに何もないという珍しい造りなんですよね。
ここ桃園国際棒球場は2009年に開場したまだ新しい球場で、約20000人収容という台湾では規模の大きな球場になります。
マリンで言うところの、1塁側内野S席の上段からの眺め。通路より後ろのエリアはネットがグラウンドに架からないので見やすいのではないでしょうか。そしてブルーに統一されたスタンドが綺麗です♪
ここ桃園国際棒球場は台湾では数少ないプロ球団のフランチャイズということもあり、球場内の売店も充実してます。そしてデザインもおしゃれな感じでした。
台湾には日本のようなビールやドリンクの売り子さんはいませんので、飲み物は売店まで買いに行かなければなりません。こちらは定番の台湾ビール、普通に缶で売ってました。
シートの前後のピッチはやや狭めでしょうか。ちなみにドリンクホルダーは前の席ではなく、シートのひじ掛けの延長線上に付いているという、マリンのフィールドウイングシートのようなタイプでした。
ちなみに台湾では内野席がチーム応援席になり、ベンチの上にはおなじみラミガールズが登場します。そのためこのエリアはチアファンや立ち上がって応援する人が多いエリアとなりますので、座ってじっくり観たい方や選手の写真を撮りたい方はバックネット裏のエリアがいいかもしれません。
…ちなみにLamigoのベンチは3塁側ですが、応援団長とラミガールズは1塁側と3塁側どちらにも登場します。
こちらは2014年の交流戦の際に中継を見ていたマリーンズファンが度肝を抜かれた(笑)装置。実際に見るとかなり高いところまで持ち上がられてましたので、見てるだけでちょっと怖かったです。
こちらは週末の様子。平日はガラガラでしたが週末ともなると席もほとんど埋まり、試合開始から内野応援席は総立ちで熱い応援が繰り広げられてました。
ご存知のように、マリーンズとは応援歌の交流もしているため、マリーンズの色々な応援が使われていてそれも楽しめる要素ではないでしょうか☆
スコアボードはかなりレトロな雰囲気。台湾の球場はここのところ日本のように液晶ビジョンが増えつつありますので、近いうちにリニューアルするかもしれないですね~
余談ですが、台北市内から球場へ向かう際は、空港を通らない台湾高速鉄道を使った方が圧倒的に早く着くことになります。台北から2つ目の高鐵桃園駅でMRT空港線に乗り換えれば、1つ隣の駅になりますので。
(桃園捷運公式サイト⇒こちらより)
ちなみに台北から高鐵桃園駅までは約20分、料金は自由席で155元(約580円)でした。同じように、試合が終わってから台北市内へ帰る場合も、高速鉄道を使った方が便利だと思います。
…やはりホテルを予約するなら台北駅周辺が便利かと。繁華街で飲食店が多いのはもちろんのこと、台北市内の観光の拠点にもなりますし、日本人に人気の観光スポット「九份」へも台北駅から行くことができますので(レポ)
もしも台北まで行ったり来たりするのが面倒だという場合は、球場は郊外になりますので、最も近い繁華街と言えば台鉄・中壢(ジョンリー)駅周辺になるでしょうか。
※中壢駅の位置は先述の地図参照。
中壢駅周辺にはホテルや飲食店もたくさんあってそこそこ栄えてますし、試合がある日は球場まで無料のシャトルバスがありますので便利です。またタクシーで移動できる距離でもあります。
そして中壢にはかなり規模の大きな夜市があり、ナイター観戦の帰りでもまだまだ賑わっている時間帯なので便利な街だと思います☆
ちなみに今年は11月10日からマリーンズ×CPBL選抜チームの試合が3試合組まれている桃園棒球場。台湾のプロ野球ファンとの交流なんかもあって、盛り上がりそうですね!
(Lamigo Monkeys 公式Facebook⇒こちらより)
今回はLamigoモンキーズだけでなく、中信ブラザーズ・統一ライオンズ・富邦ガーディアンズの主力選手の出場もあるようで、そういう意味ではホントに楽しみなカードになると思います☆
…といった桃園国際棒球場ですが、日本からだと飛行機に乗ってる時間は石垣島へ行くのとほとんど変わりませんし、空港から球場までは逆に石垣よりも近いため、そんなに遠いという感覚はないのではないでしょうか(あくまで個人的に思うだけですが…)
そして何より台湾の人は日本人に対してとても親切なので、出発前には異国での野球観戦や街歩きは不安でも、実際に行けばきっと来てよかった!と思えるのではないかと思ってます☆
そんな台湾・桃園国際棒球場へ、ぜひ1度は訪れてみてください。
※追記:11月の交流戦では、マリーンズの応援席はライトスタンドになるようです。
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※追記:2017年11月のマリーンズ台湾遠征のレポはこちらから。