世界遺産の「拙政園」と「獅子林」を散策し、またまた絶品の蘇州麺を味わう☆蘇州旅行記③【1/7編】 | しろ☆くろ

世界遺産の「拙政園」と「獅子林」を散策し、またまた絶品の蘇州麺を味わう☆蘇州旅行記③【1/7編】

【蘇州旅行記②】の続きになります。

 

蘇州2日目となる1月7日(日)は朝から生憎の雨。それでもこの日は蘇州に数多く点在する世界遺産の庭園を回る計画でしたので、当初の予定通り9時前にはホテルを出発し、人民路という大通りを北へ向かって歩きます。

 

 

 

こちらは蘇州だけではなく中国ではよく見かけるレンタサイクル。スマホからアプリをダウンロードして個人情報を登録すれば、誰でも利用できるようです。市内のどこにでもあり、好きなところで借りて好きなところで返却できるので便利なのですが、さすがにこの雨では自転車には乗れません(苦笑)

 

 

 

そして(先ほどの写真でも見えてましたが)、この日の最初の目的地である北寺塔 が見えてきました☆

 

 

 

ガイドブック等には北寺塔と書いてありますが、正式には蘇州古城の北に位置する報恩寺という寺院の境内に立つ仏塔。入口の門には無料を意味する中国語「免費」と書かれてましたので、そのまま入ります。

 

 

 

塔の高さは76mあり、天気がよければ街のあちこちから見えるそうで、そういえばこの前日、蘇州へ到着直前の高速鉄道の車内からも見えていたのを思い出しました。

 

北寺塔の真下まで来ました。「地球の歩き方」には2017年まで大規模な工事中と書いてありましたが、どうやら工事は終わっていたようです。しかし工事前のネット情報では最上階まで昇ることができるとありましたが、実際には昇ることはできず。

 

 

…もっとも、昇れてもこの天気だといい景色は観れなかったでしょうけどね(^_^;)

 

 

このあとはこの北寺塔から東へ徒歩10分程の世界遺産「拙政園」を目指します。途中でやたらと旅行会社のガイドの勧誘に声を掛けられましたが全部振り切って(笑)、拙政園の前の通りまでたどり着きました。

 

 

 

こちらが世界遺産・拙政園 の入口になります。日本では岡山の後楽園・金沢の兼六園・水戸の偕楽園を日本三名園と呼びますが、中国では北京の頤和園・承徳の避暑山荘、そして蘇州の拙政園と留園が中国四大名園と呼ばれており、全てが世界遺産に登録されているとか。

 

北京の頤和園には昨年行ったばかりですが、ここ蘇州からは四大名園のうち2つが選ばれており、まずはそのうちの1つである拙政園から散策してみたいと思います!

 

 

 

ここ拙政園が作られたのは「明」の時代の1505-1566年ころ。中国四大名園とは別に、滄浪亭・獅子林・拙政園・留園を蘇州四大名園と呼ぶそうですが、拙政園はその中でも最大の庭園になるそうです。

 

 

 

さっそく園内へ。ちょうど中国人の団体客と鉢合わせるというスタートになってしまいましたが(苦笑)、中国らしい庭園の風景にまずは心が癒されます☆

 

 

 

壁に円状に開けられた通路。やはりこれを見ると中国だなぁと実感させられますよね~

 

 

 

その通路を抜けたところに姿を現すのがこちらの「遠香堂」という建物。ちなみにかつて富豪たちが競い合って蘇州にこういう庭園を造らせたことで、蘇州の名が世界に知られるようになったそうですね。

 

 

 

奥行きのある廊下にも趣があります。

 

 

 

この拙政園の特徴としては、敷地の7割を池や堀が占めること。

 

 

 

さすがに水の都・蘇州の庭園だけあって、水と建築の調和が美しかったです。

 

 

 

しかし残念なのは、日本の庭園と比較すると園内の案内図が簡略すぎること。基本的に地図はしっかり読める私ですが、案内図があまりにもシンプルすぎて、さっき通ったところへまた出てしまうことも多々ありました(苦笑)

 

 

 

中国の悪い妖怪は真っすぐしか進めないので、橋をジグザグにすることで妖怪が入ってくるのを防げるという言い伝えがあるため、こういう橋が多いんですよね。

 

 

 

屋根の反り具合が見事な「天泉亭」。このすぐ横が出口になります。傘を持って歩いていたからか、ここ拙政園では自分のいつものペースよりも撮った写真がちょっと少な目でした(^_^;)

 

 

 

出口を抜けるとお土産物屋さんや飲食店が並ぶのは、日本の観光地と同じですね(笑)

 

 

 

こちらは中華料理のレストランのようでしたが、入口の人形に思わず足が止まってしまいました。

 

 

 

拙政園からすぐの交差点にあるこちらのお店は、この前日に行った「同得興」と並ぶ蘇州麺の名店・朱鴻興麺館!まだ10時を回ったところですが、朝食を食べずにホテルを出てきたもので、こちらで朝昼兼用の食事をいただきたいと思います☆

 

 

 

こちらもまずレジで注文と会計を済ませてから、席で料理を待つシステム。レジの横に瓶ビールが並んでましたので、こちらの「雪花ビール」をいただきました☆

 

 

 

蘇州麺のスタイルとして、麺と具が別々に出てくるものがあります。麺は細麺で、日本のラーメンと比較すると1.5倍くらい入っていたように感じました。

 

 

 

こちらが麺に乗せる具になりますが、今回は蟹味噌と海老を注文してみました☆ まずはこのまま少しだけ食べてみましたが、濃厚な蟹味噌がたまりません♪

 

 

 

具を全て麺の上に乗せ、これで注文した「蟹粉蝦仁麺」の完成!麺に絡む濃厚な上海蟹の蟹味噌と、プリプリに茹でられた小ぶりの海老が最高で、これまた感動的な美味しさでした☆

 

 

 

美味しい蘇州グルメに舌鼓を打った後は、次の目的地・獅子林を目指します。こちらは途中に通る普通の通りですが、その脇にも運河が流れてました。

 

 

 

これが蘇州で普通に見られる光景。改めて、今回の3連休の旅行先に蘇州を選んでよかったと思いました☆

 

 

 

そして拙政園からは歩いてわずか5分程で次なる世界遺産・獅子林 に到着!

 

 

 

ここ獅子林は「元」の時代の1342年、臨済宗の天如禅師が弟子と共に蘇州に移り住んで建立した寺院の花園だったもの。

 

 

 

「獅子林」という珍しい名前ですが、当時園内にあった山の姿が獅子の形に似ていたことに由来するそうです。

 

 

 

もはやどこにでもあるこの通路。だんだん向こう側に何が見えるのかを楽しむようになりました♪

 

 

 

こちらの獅子林は先ほどの拙政園と比較するとこじんまりとしたイメージ。

 

 

 

そしてご覧のような中国江南地方を代表する太湖石という奇石が、これでもかとばかりに使われています。

 

 

 

今度は円ではない形でした(笑) 写真に収めるときは向こう側の風景を見て、角度を考えてみました☆

 

 

 

竹林がありました。これだけ見ると日本っぽく見えたりしますよね~

 

 

 

太湖石と湖の調和。写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、これが写真の右側にもずーっと続いてて、何気に感動する美しさでした☆ (雨はずっと降ってましたが)

 

 

 

高台からの眺め。こういう庭園では必ず高台が設けられてますが、園内の全景を見渡すことができて気持ちがいいんですよね☆

 

 

 

ゴツゴツの太湖石と規則正しい石橋の調和。

 

 

 

水中からニョキッと伸びている石もあります。奥の堂まで何となく直線に並んでいる感じでしょうかね~

 

 

 

また違う高台へ。ここで思ったのは、先ほどの拙政園よりもこちらの獅子林の方が、どちらかと言えば個人的には好みのようでした。

 

 

 

時折迷路のようになっているところもあり、遊び心もあってなかなか楽しむことができました☆

 

 

 

…ということで、獅子林の見学を終えてすぐ南側の通りへ出てきました。

 

 

 

このあとはここから再び歩いてすぐの世界遺産・平江路を散策。雨の降る中に引き続き世界遺産巡りを続けましたが、その模様は次回更新予定の【蘇州旅行記④】にて書かせていただきたいと思います☆

 

 

最後にこちらをポチッとしていただけると嬉しいですパンダ

 

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
にほんブログ村

 

 

【しろ☆くろ旅行記】…過去の旅行記のまとめ。

【Instagram】…鍵かけてますがフォローリクエストは受け付けてます。

 

 

 

 

 

[蘇州旅行記]

 

2018.01.06 【運河が残る古都・蘇州へ。世界遺産・山塘街の美しい街並みを歩く☆】

2018.01.06 【驚愕の蘇州料理「松鼠桂魚」!1000年前の斜塔が立つ「虎丘」を散策する☆】

2018.01.07 【世界遺産の「拙政園」と「獅子林」を散策し、またまた絶品の蘇州麺を味わう☆】この記事

2018.01.07 【世界遺産・平江路歴史街区へ。運河を眺めながら古き良き時代の街並みを歩く☆】

2018.01.08 【世界遺産・蘇州四大名園を制覇!この旅3度目の蘇州麺で蘇州にお別れ☆】 

2018.01.08 【蘇州から上海へ。南京東路と外灘の景色を楽しみ、帰国の途に就く☆-上海編-】