p3ぶろぐ おかわり : 糸井正和経済経営研究所

金融・経済・経営の幅広い分析をお届けします。身近な路地裏経済から陰謀渦巻く国際戦略まで、様々なハナシをお楽しみ下さい。

脱却ならず

2014-08-29 09:30:00 | 金融市場・経済全般
前回予想は外しちゃいました m(_ _)m
米国の住宅日本の貿易赤字(円安要因ですから)など株価にとってはよい指標が続く中で先週の株価は上昇、7月末以来にレンジ上限を超える展開となりました(この「15,600円まで」が新しいレンジと言えなくもありませんネ)。
今週はその流れで始まったものの、利益確定の動きと同時に中東東欧の地政学的リスクが上昇。これを受けて相場は弱含み。チャート的にも+1σに跳ね返される形で、また「15,500円まで」のレンジ内に戻っちゃいましたが、まぁ底堅いとは言える値動きになっています。

先週末注目のイエレン議長発言は「利上げは慎重に判断」と無難な内容
これを受けて株価は上昇、米国債も上昇となりました。
これに対してスーパーマリオはいつものように「追加緩和考えてるよ」とのリップサービスをしてくれたのですが…
マーケットはユーロ高進行と、すっかり冷めた見方。
まぁTLTRO(個人的にはなんで「LTRO3」じゃいけないんだろう?と思っちゃいますが)が控えてますし、タカ派なドイツが、自分の足下すらデフレ不況下入りのリスクが見えていても、それ以上の緩和を許してくれないでしょう。

さてそうした中で、とりあえずゆうべの夜場よりは高く寄り付いた東京市場ですが…
ウクライナ情勢を巡る国連安保理事会は相変わらずgdgdですし、米国は腰が引けてます
ロシア側がもう一歩強気に出てもおかしくない情勢ですし、週明けはニューヨーク休場。
月末と週末が重なっていることもあり、今夜のリスクオフ→週明けの戻りはちょっと大きめになるんでないかなー、と期待してます。

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