「悪童日記」を読みました。
著者はアゴタ・クリストフ。
ハンガリー生まれの亡命女流作家です。
2人の幼い天才双生児の男の子が
第二次世界大戦の戦火を逃れるために
地方の祖母に預けられ
厳しい環境に合い
自分たちを鍛え
壮絶なサバイバルの中
残酷にしたたかに生き抜いていく
寓話です。
グリム童話が実はグロテスクな要素のある物語のように
この物語も息を飲むような場面が出てきます。
残虐なものが一切好きではないのに
なぜか惹かれて読み続けるのは
文章にほとんどの感情がはぶかれ
淡々と描かれていることと
展開の面白さです。
そして、ストイックさに
どこか共感を覚えるからかもしれません。
強く生きていく双子の男の子たちは
決して悪童ではなく
本のタイトルには皮肉が含まれています。
世界中で評価の高いこの物語は三部作です。
良い本に出合うと
現実と物語の世界の合間で
頭がくらくらします。
つい仕事の関係や自己啓発
もしくは癒される本を読むことが多いのですが
こういう別世界での人生を味わえる読書は
究極の贅沢のひとつだと思います。
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肌成分、天然植物成分、天然湧水、そして無添加であること
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~10年後も一層輝く笑顔をお届けするために~
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お肌を大切にすることは、
自分を優しくいたわるということ
そして自分の人生を
大切に積み重ねていくということ
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