趣味Do楽(NHK) 2014年12月17日(水)放送
いただきます お寺のごはん~心と体が潤うレシピ 第3回「豆腐」
おかゆ、豆腐、納豆など、日本古来の食とお寺には、深い関わりがあります。お寺に受け継がれてきた無駄のない食には、心と体を豊かにする知恵が詰まっています。
そんな各地のお寺をとよた真帆さんが訪ね、お寺のごはんから日々の暮らしや自分自身を見つめ直すヒントを探っていきます。
さらに調理僧として食を切り口にお寺を身近に感じてもらおうと、ユニットを組む吉村昇洋さんと青江覚峰さんに、8回にわたりとっておきのレシピを教わります。
第3回は「豆腐」です。大豆を原料として作られる豆腐や豆乳、湯場などの加工食品は、くせのないおいしさやヘルシーさも相まって、世界中で人気が高まっています。お寺で作られる精進料理において、豆乳は昔から貴重な
たんぱく源。今回は豆腐の豆乳鍋をご紹介します。
豆腐の豆乳鍋
大豆の甘みとまろやかさを味わえる豆腐が主役の鍋です。練りごまのコクでまろやかな味わいに仕上げました。栄養たっぷりで体の芯から温まります。
●豆腐の豆乳鍋
材料(2人分)
・木綿豆腐 1/2丁
・白菜 1/8個
・水菜 1/4把
・しめじ 1/2パック
・ほうれんそう 1/4把
・にんじん 50g
だし汁
・昆布だし カップ2
・豆乳 カップ1
・練りごま(白) 大さじ1と1/2
・みりん・うす口しょうゆ 各大さじ1
・塩 小さじ2/3
<作り方>
1 豆腐は4等分に切る。白菜はざく切りにして、縦に3~4mmの細切りにする。水菜はざく切りにする。しめじは根元を切って小房に分ける。
2 ほうれんそうは根元から入れてサッとゆで、水にとり、水気をきって
食べやすい大きさに長さに切る。にんじんは皮付きのまま縦に薄切りにし、熱湯で少し柔らかくなるまでゆでる。
3 だし汁を作る
ボウルに、昆布だし(カップ2)、豆乳(カップ1)、白練りごま(大さじ
1と1/2)、みりん・うす口しょうゆ(各大さじ1)、塩(小さじ2/3)を
入れて混ぜ合わせる。
4 土鍋に3のだし汁を2/3量ほど注ぎ、中火にかけ、ひと煮立ちさせる。
※だし汁は全部入れずに、様子を見ながらあとで追加する。
5 フツフツしたら切った具材を入れ、フタをして弱火で煮る。野菜に火が通り、やわらかくなるまで煮たら完成です。※火加減が強すぎると、煮汁が吹きこぼれてしまうので、煮立たせないように注意してください。
1位
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2位
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3位
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