きょうの料理(NHK) 2017年6月13日(火)放送
新 家庭料理の定番60 「春巻・あんかけ焼きそば」
忙しい毎日、でも家族にはおいしくて体にいい料理を食べてもらいたい。
そんな皆さんへ、基本のレシピにいまどきの一工夫を取り入れた「新定番」家庭料理を60品ご紹介します。
6回目は「春巻」「あんかけ焼きそば」です。
ワタナベマキ 「春巻」
具を炒めずに包む、画期的で手軽な春巻きです。火の通りやすい素材を組み合わせるのがポイント。おかずにもおつまみにもなる、さっぱりヘルシーな2つの味を紹介します。
●春巻
材料(10本分)
・春巻きの皮(市販) 10枚
・小麦粉 小さじ4
・水 大さじ2
・揚げ油 適量
・ごま油 少々
えびとセロリの春巻
・えび(ブラックタイガーなど/無頭/殻付き) 7匹
・片栗粉 大さじ2
・しょうが(みじん切り) 1片分
・酒 小さじ2
・塩 小さじ1/3
・セロリ 60g
・セロリの葉 5枚
・塩 小さじ1/3
梅しそささ身春巻
・鶏ささ身 4本
・酒 小さじ2
・梅干し 3個
・青じそ 5枚
<作り方>
1 えびとセロリの春巻きを作る
えびは殻と背ワタを除き、片栗粉(大さじ2)をまぶしてもみ洗いし、流水で洗って水気を拭く。粗めにたたいてボウルに入れ、しょうがのみじん切り(1片分)、酒(小さじ2)、塩(小さじ1/3)を加えてもみ込む。
2 セロリは筋を取って斜め薄切りにする。セロリの葉は細切りにする。切ったセロリをボウルに入れ、塩(小さじ1/3)を加えてしんなりするまでもみ、5分間ほどおいて水気をしっかり絞る。
3 春巻きの皮に1と2を1/5量ずつのせて巻く。小麦粉(小さじ4)と水(大さじ2)を混ぜ、巻き終わりに少量つけてとめる。同様にあと4本
作る。
※具は火を通さずに巻く。冷ます必要がないので時短にもなり、皮が破れる心配もなし!
4 梅しそささ身春巻きを作る
ささ身は筋を取り、細切りにする。梅干しは種を取って包丁でたたく。
ボウルにささ身、たたいた梅干し、酒(小さじ2)を入れて混ぜる。青じそは縦に半分に切る。
5 春巻きの皮に青じそ2切れを置き、4の1/5量をのせて巻く。巻き終わりに3の水溶き小麦粉を少量つけてとめる。同様にあと4本作る。
6 春巻きを揚げる
フライパンに揚げ油を2cm深さまで入れてごま油(少々)を加え、170℃に熱する。3と5を入れ、時々返しながら、5~6分間揚げたら完成です。
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ワタナベマキ 「あんかけ焼きそば」
なめらかなあんを作るのが、この焼きそばの最大のコツ。豚肉に片栗粉をまぶしておけば、水溶き片栗粉を使わなくても、きれいにとろみがつきます。
●あんかけ焼きそば
材料(2人分)
・中華麺(蒸し/焼きそば用) 2玉
・ごま油 大さじ1
あん
・豚ロース薄切り肉 150g
・たけのこ 100g
・長ねぎ 1/2本分
・しょうが 1片分
・うずらの卵(水煮) 8個
・片栗粉 大さじ2と1/2
・ごま油 大さじ1/2+小さじ1/2
・酒 大さじ2
・水 カップ2
・オイスターソース 大さじ2
・しょうゆ 小さじ2
<作り方>
1 あんの材料の下ごしらえ
豚肉は細切りにしてボウルに入れ、片栗粉(大さじ2と1/2)を加えて
もみ込む。※豚肉にまぶした片栗粉で、あんになめらかなとろみがつく。
2 たけのこは細切りにする。長ねぎは斜め薄切りにする。しょうがは
せん切りにする。※野菜は短時間でムラなく火が通る切り方に!
3 中華麺を焼く
フライパンにごま油(大さじ1)を中火で熱し、中華麺を入れて、カリッとするまで両面に焼き目をつける。
※麺はほぐさずに焼き目をつけることで、表面は香ばしく、中はもっちりとなる。
4 あんを作る
別のフライパンにごま油(大さじ1/2)と2のしょうがを入れて中火で炒める。香りがたったら1の豚肉を加え、ほぐしながら焼き色をつける。
5 肉の色が変わったら、たけのこと長ねぎを加えしんなりするまで炒める。酒(大さじ2)、水(カップ2)、うずらの卵を加え、アクを取りながらひと煮立ちさせ、フタをして弱火で約5分間煮る。
6 オイスータソース(大さじ2)、しょうゆ(小さじ2)を加えて混ぜ、
とろみがついて全体がなじむまでサッと煮る。最後にごま油(小さじ1/2)を回し入れる。
7 焼いた麺にあんをかける
3の中華麺を器に盛り、6のあんをかけたら完成です。
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