きょうの料理（NHK） 2017年8月22日(火）放送
新 家庭料理の定番60 「蒸し鶏・タンドリーチキン・ガパオライス」
忙しい毎日、でも家族にはおいしくて体にいい料理を食べてもらいたい。
そんな皆さんへ、基本のレシピにいまどきの一工夫を取り入れた「新定番」家庭料理を60品ご紹介します。
10回目は「しっとり蒸し鶏」「一口タンドリーチキン」「簡単ガパオライス」です。
ワタナベマキ 「しっとり蒸し鶏」
お手頃でヘルシーな鶏むね肉は、砂糖をもみ込んでおくと、しっとり柔らかく仕上がります。ここでは、黒酢ねぎだれで食べますが、ほかの料理にも
応用がきくので、常備菜として作っておくと便利です。
●しっとり蒸し鶏
材料(2人分)
・鶏むね肉 1枚（300g）
・砂糖 大さじ1
・長ねぎ（青い部分） 1本分
・しょうが（皮付きのまま薄切り） 1片分
・酒 カップ1/4
・水 カップ1/4
・塩 小さじ1
付け合わせ
・大根 150g
・きゅうり 1本
黒酢ねぎだれ
・しょうゆ 大さじ1
・黒酢 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・長ねぎ（みじん切り） 10cm分
＜作り方＞
1 鶏肉の下ごしらえ
鶏肉は常温に戻し、皮を取り除く。切り開いて厚さを均一にする。バットに入れて、砂糖（大さじ1）を両面によくもみ込み、10～15分間おく。※内側に水分を封じ込め、柔らかくジューシーな仕上がりになる。
2 鶏肉を蒸す
フライパンに鶏肉を入れ、長ねぎの青い部分としょうがの薄切りをのせ、酒・水(各カップ1/4）、塩（小さじ1 ）を加えて、中火にかける。
3 煮立ったら裏返して弱火にし、フタをして約8分間蒸し煮にする。火を止め、そのまま粗熱が取れるまでおく。
※鶏肉は、蒸し煮にしたら火を止めて、フタをしたままおいておく。余熱を利用するので、鶏肉に火が通りすぎず、堅くならない。
4 付け合わせを用意する
大根ときゅうりはピーラーで薄切りにして、混ぜ合わせておく。
5 黒酢ねぎだれを作る
しょうゆ・黒酢・ごま油(各大さじ1）、長ねぎ（みじん切り）10cm分を
混ぜ合わせる。
6 盛り付ける
3の鶏肉を食べやすい大きさに切って器に盛る。4の大根ときゅうりを
添え、黒酢ねぎだれをかけたら完成です。
 1位
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 2位
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ワタナベマキ 「一口タンドリーチキン」
鶏肉をヨーグルトにつけて焼くインド料理、タンドリーチキンは子供にも
人気上昇中のおかず。ヨーグルトの効果で、鶏肉がジューシーに焼き上がります。カレー粉の風味が食欲をそそり、夏の食卓にぴったりです。
●一口タンドリーチキン
材料（2人分）
・鶏むね肉 1枚（300ｇ）
・白ワイン 大さじ2
・プレーンヨーグルト(無糖） 大さじ3
・にんにく（すりおろす） 1片分
・塩 小さじ2/3
・しょうゆ 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・カレー粉 大さじ1
・塩・コショウ 各少々
付け合わせ
・ズッキーニ 1/2本
・パプリカ(黄） 1/2個
・とうもろこし 1/3本
＜作り方＞
1 鶏肉の下ごしらえ
鶏肉は皮を取り除き、厚さが均一になるよう、食べやすい大きさに切る。
2 鶏肉をボウルに入れ白ワイン（大さじ2）をふってもみ込み、プレーンヨーグルト(無糖）大さじ3、おろしにんにく（1片分）を加えてさらによくもみ込み、冷蔵庫で30分～数時間おく。
※鶏肉を一口大に切っておくので、焼くのは短時間でOK。白ワインとヨーグルトにつけることで、鶏むね肉がしっとり柔らかく仕上がる。
3 付け合わせの下ごしらえ
ズッキニーはヘタを切り、縦4等分に切る。パプリカはヘタと種を取り、
縦半分に切る。とうもろこしは3ｃｍ厚さの輪切りにする
4 鶏肉に調味料をもみ込む
焼く直前に、2の鶏肉のボウルに塩（小さじ2/3）、しょうゆ（小さじ1）、オリーブオイル（大さじ2）、カレー粉（大さじ1）を加え、よくもみ込む。※焼く直前にカレー粉をもみ込むと香りが立つ。
5 鶏肉と付け合わせを焼く
魚焼きグリルに3の付け合わせと鶏肉をのせ、塩・コショウ（各少々）を
全体にふる。中火で約12分間ほど両面を焼いたら完成です。
ワタナベマキ 「簡単ガパオライス」
今や学校給食でも人気のガパオライスは、炒めた鶏肉とバジルをご飯にのせたタイ料理。味の決め手はナムプラー。これを加えるだけで、簡単に本場の味になります。
●簡単ガパオライス
材料（2人分）
・鶏ひき肉 250ｇ
・たまねぎ 1/2個
・パプリカ(赤） 1/2個
・卵 2個
・ごま油 適量
・にんにく（みじん切り） 1片分
・しょうが(みじん切り） 1片分
・酒 大さじ2
・ナムプラー 大さじ1
・塩・黒コショウ 各少々
・ご飯（温かいもの） 茶碗2杯分
トッピング
・バジルの葉（生） 15～20枚 ※大葉でも可
・ピーナツ（食塩不使用のもの/粗く刻む） 大さじ3 ※白ごまでも可
・黒コショウ 少々
＜作り方＞
1 野菜の下ごしらえ
たまねぎは1ｃｍ角に切る。パプリカはヘタと種を除き、1ｃｍ四方に切る。この大きさに切ると、スプーンやフォークにのりやすく、食べやすい。
2 目玉焼きを作る
フライパンにごま油小さじ1を熱し、卵1個を割り入れて半熟の目玉焼きを作る。取り出して、ごま油小さじ1を足し、もう1個も同様に作る。
3 炒める
2のフライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、にんにく・しょうがのみじん切りを入れて炒める。香りがたったら鶏ひき肉を加えて炒め、肉の色が
変わったら酒（大さじ2）、ナムプラー（大さじ1）を加え、汁気がなくなるまで炒める。
4 3にたまねぎとパプリカを加えて炒め、たまねぎが透き通ってきたら、塩・黒コショウ（各少々）をふる。
5 盛り付ける
ご飯を器に盛り、4と2の目玉焼きをのせる。ちぎったバジルと粗く刻んだピーナッツを散らし、黒コショウ（少々）をふったら完成です。
1位
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2位
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 3位
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4位
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