きょうの料理(NHK) 2017年11月15日(水)放送
程一彦&白井操の楽しいごはん 「伝えたい!おやじ&おふくろの味」
家族や仲間と作って食べる“ごはんの時間”は世界でいちばん楽しくて幸せな時間。料理を通じて会話を楽しみ、仲間との絆を深めましょう。
そこで中国料理の程一彦さんと料理研究家の白井操さんに、作って楽しい、食べておいしい料理を教えていただきます。
今月は「伝えたい大切な料理」を紹介します。
程一彦 「黄金チャーハン」
程さんが30年間以上作り続けている、カラフルでおいしいパラパラの
チャーハンです。
●黄金チャーハン
材料(2人分)
・ご飯(温かいもの) 茶碗2杯分(300g)
・卵 2個
・ベーコン(薄切り) 1枚(8g)
・にんじん(皮付き) 40g
・ピーマン 25g
・ピーマン(赤&黄) 各25g
・ゆでだこ 40g
・むきえび 40g
・片栗粉 少々
・酒 少々
・サラダ油 大さじ1
・ごま油 少々
合わせ調味料
・チキンスープ 大さじ1
・うす口しょうゆ 小さじ1
・塩 小さじ1/5
・酒・コショウ・ごま油 各少々
<作り方>
1 材料の下ごしらえ
バットにサラダ油を薄く塗り、温かいご飯を広げて室温に冷ます。ベーコンはみじん切りにする。にんじんは皮ごとみじん切りにする。ピーマンと
カラーピーマンもみじん切りにする。
2 ゆでだこは1cm幅に切る。むきえびは背ワタを取ってボウルに入れる。片栗粉(少々)をふり、水を注ぎ軽く混ぜて汚れを取る。水気を拭いて1cm幅に切り、酒(少々)をふる。
3 合わせ調味料を作る
ボウルに、チキンスープ(大さじ1)、うす口しょうゆ(小さじ1)、塩(小さじ1/5)、酒・コショウ・ごま油(各少々)を入れて混ぜておく。
4 卵とご飯を混ぜる
別のボウルに卵(2個)を溶きほぐして、室温に戻した1のご飯を加え、
菜箸3本でご飯の塊がなくなるまでほぐす。
※米一粒一粒を卵でコーティングすることで、パラパラのチャーハンに
仕上がる。
5 ご飯を炒める
フライパンにサラダ油(大さじ1)を強火で熱し、4のご飯を入れる。中火にし、菜箸3本でほぐしながら焦がさないように6~7分間じっくり炒める。
6 具材を加えて、炒める
にんじんを加えて菜箸3本で軽く炒め、ベーコンを加えてさらに炒める。
にんじんに火が通ったら、ご飯を奥に寄せ手前でえびを炒める。
7 調味料を加える
えびの色が変わったらピーマン、カラーピーマンを加えて軽く炒め、たこを加えてサッと炒める。3の合わせ調味料を鍋肌から回し入れてひと混ぜし、最後にごま油(少々)を回しかけたら完成です。
1位
|
|
2位
|
|
白井操 「黒豆のおこわ」
黒豆は電子レンジにかけ、香ばしく、歯ごたえを残して仕上げました。
●黒豆のおこわ
材料(3~4人分)
・もち米 360ml(2合)
・水 カップ2
・黒豆(乾) カップ1/2
・梅干し 1個
<作り方>
1 黒豆を電子レンジにかける
黒豆はサッと洗って軽く水気をきり、耐熱皿に広げる。ラップをして、電子レンジ(600W)で2分間加熱する。
2 取り出して全体を揺すって混ぜる。ラップを外し、再び電子レンジ(600W)で1分間弱加熱して水分をとばす。
※電子レンジを使うことで、水に一晩つける手間を省く。
3 黒豆を水につける
黒豆の皮が破れ、ほんのり色がついて香ばしい香りがしたら、電子レンジ
から取り出す。黒豆をボウルに入れ、水(カップ2)を加え、このまま1~
2時間つける。
4 もち米を水につける
もち米は洗って水気をきり、炊飯器の内釜に入れる。3の黒豆を水ごと加えて、1時間ほどつける。
5 炊く
4に梅干しをちぎって加え、種を中央にのせ、普通に炊く。炊き上がったら種を取り除き、全体を混ぜたら完成です。※黒豆と梅干しでもち米がうっすらピンク色になります。
白井操 「でんぶ」
ふわっふわのでんぷです。すり鉢で丁寧にすることで、一段とおいしくなります。
●でんぶ
材料(作りやすい分量)
・白身魚(切り身) 150g ※中骨がついていないもの。今回は鯛を使用
・塩 少々
・砂糖 大さじ2
・酒 小さじ2
・塩 小さじ1/3
・食紅(赤) 少々 ※食紅ごく少々をぬるま湯に大さじ1で溶く。小さじ1/4程度を使用
<作り方>
1 白身魚の下ごしらえ
鍋に塩(少々)を入れて湯を沸かしたら、中火にして白身魚を加えしっかりゆでる。取り出して箸や竹串を刺してスッと入ればOK。
2 バットに移し、皮と骨を取り、紙タオルで水気をしっかり拭く。さらしの上にのせ、ギュッと絞っておく。このとき、骨が残っていたら取り除く。
3 身を細かくする
2をフードプロセッサー(またはすり鉢)に入れ、身を細かくする。
※フードプロセッサーを使うと簡単に細かくできる。
4 調味料を加える
3をフライパンに入れて弱火にかけ、菜箸4本で混ぜながら、砂糖(大さじ2)、酒(小さじ2)、塩(小さじ1/3)を加えて混ぜ合わせる。このとき残っている骨があれば取り除く。
5 色付けする
食紅ごく少々をぬるま湯大さじ1で溶く。溶いた食紅(小さじ1/4程度)を少しずつ垂らして、色付けする。弱火のまま全体が淡いピンク色になるように、細かくほぐしながらいる。
6 仕上げる
おおよその水分がとんだらバットに広げて冷ます。再度フードプロセッサー(またはすり鉢)で、ふんわりするまで細かくしたら完成です。
1位
|
|
2位
|
|
3位
|
|
人気ブログランキング