きょうの料理(NHK) 2018年1月23日(火)放送
新 家庭料理の定番60 小林まさみ「チヂミ・ナムル」
忙しい毎日、でも家族にはおいしくて体にいい料理を食べてもらいたい。
そんな皆さんへ、基本のレシピにいまどきの一工夫を取り入れた「新定番」家庭料理を60品ご紹介します。
20回目は「かきと細ねぎのフワもちチヂミ」「おかずナムル」です。
小林まさみ 「かきと細ねぎのフワもちチヂミ」
外はカリッと、中はフワフワ、もちもち。韓国風お好み焼きのチヂミを、
季節の味覚「かき」で作ります。かきを刻むことで、風味が全体に行き
渡り、どこを食べてもうまみたっぷりです。
●かきと細ねぎのフワもちチヂミ
材料(2人分)
・かき(加熱用) 200g
・細ねぎ 1把(100g)
・ごま油 大さじ1と1/2
生地
・小麦粉 50g
・片栗粉 大さじ1
・水 カップ1/4
・塩 小さじ1/4
・卵 1個
ピリ辛酢じょうゆダレ
・酢 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1/2
・白ごま 小さじ1
・一味唐辛子 少々
<作り方>
1 材料の下ごしらえ
ボウルにたっぷり水を入れ、塩(適量)を加えて混ぜ、海水程度の塩水を
かき作る。塩水にかきを入れ、ふり洗いしてから、流水でサッと洗う。
かきを紙タオル2枚ではさみ、水気をしっかり拭いたら、粗く刻む。
細ねぎは4cm長さに切る。
※かきは具としてだけでなく、刻んでチヂミ全体にうまみとしても活用
する。生地にだしや顆粒スープの素などを加える必要がなくなる。
2 生地を作る
ボウルに、小麦粉(50g)、片栗粉(大さじ1)、塩(小さじ1/4)を入れる。卵(1個)を割り入れ、水(カップ1/4)を注ぎ、泡立て器でダマがなくなるまで混ぜる。1のかき、細ねぎを加えて、ゴムべらで混ぜる。
※もっちり食感にするために上新粉を使うこともあるが、手軽に片栗粉で
代用。十分おいしく仕上がる。
3 生地を焼く
フライパン(直径26cm)にごま油大さじ1を入れ、強めの中火で熱する。
2の生地を流し入れ、平らに広げる。フタをして中火にし、5分間ほど
こんがりと焼く。
※フタをして焼くことで水分が逃げず、中がふんわり仕上がる。
4 フタを取ってフライ返しで上下を返し、ごま油で大さじ1/2を回し入れる。フライ返しで時々軽く押さえながら、5分間ほどこんがりと焼く。
※ごま油を回し入れることで、外はカリッと焼き上がる。上下を返してからはフタをしないで焼く。
5 ピリ辛酢じょうゆダレを作る
チヂミを食べやすい大きさに切って器に盛る。酢(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1/2)、白ごま(小さじ1)、一味唐辛子(少々)を混ぜたピリ辛酢じょうゆダレを添えたら完成です。
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小林まさみ 「おかずナムル」
彩りのよい3色の野菜に、冷めてもおいしい鶏そぼろをプラス。多めに作って常備しておけば、いろいろなおかずにアレンジも可能。もちろんそのままでも楽しめます。
●おかずナムル
材料(作りやすい分量)
・にんじん (小)1本(100g)
・ほうれんそう 1把(200g)
・もやし 1袋(200g)
・ごま油 大さじ1/2
・塩 小さじ2/3
・にんにく(すりおろす) 小さじ1/2
・すりごま(黒) 大さじ1と1/2
鶏そぼろ
・鶏ひき肉 200g
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・砂糖・酒 各大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
<作り方>
1 野菜の下ごしらえ
にんじんは5~6cm長さの細切りにする。ほうれんそうは根元の堅い部分を切り落とし、十文字に切り込みを入れ、水にさらしておく。
※ほうれんそうの根元に切り込みを入れることで火の通りがよくなる。水にさらすことで軸についた砂が流れ出て、ほうれんそうもシャキッとする。
2 野菜をゆでる
フライパンにたっぷりの湯を沸かす。もやしを入れ1分30秒~2分間ゆで、ザルに上げる。同じフライパンの湯に、にんじんを入れ2~2分30秒間
ゆで、同じザルに上げて粗熱を取る。
3 同じフライパンの湯に、ほうれんそうを根元から入れ、しんなりしたら葉を沈めて1分間30秒~2分間ゆでる。水にさらして冷まし、水気を絞ってから5~6cm長さに切り、もう一度水気をしっかり絞る。
4 調味料とあえる
2のもやしとにんじんは、紙タオルで水気をしっかり拭き、大きめのボウルに入れる。ほうれんそう、ごま油(大さじ1/2)、塩(小さじ2/3)、にんにく(すりおろす)小さじ1/2を加え、全体をあえる。
5 鶏そぼろを作る
フライパンにきれいにし、鶏ひき肉(200g)、しょうゆ(大さじ1と1/2)、砂糖・酒(各大さじ1)、ごま油(大さじ1/2)を入れ、菜箸数本で混ぜる。
※ひき肉と調味料は、火にかける前に混ぜておくことで、そぼろの味が均等に仕上がる。
6 フライパンを強めの中火にかけ、ひき肉がボロボロになって汁気がとぶまで、しっかり炒める。バットなどに取り出して粗熱を取る。
7 野菜と鶏そぼろをあえる
鶏そぼろの粗熱が取れたら、4のボウルに加えて全体を混ぜる。仕上げに
すりごま(黒)大さじ1と1/2を加えてあえたら完成です。※保存容器に入れて、冷蔵庫で5日間ほど保存可能です。
※仕上げに加えるごまが味の決め手。黒ごまは香りが強く、コクがあり、
野菜とそぼろにまとまりが出ます。
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