アレルギーの基礎知識 その14 | 漢方と健康のブログ 群馬県太田市 大津屋薬局

漢方と健康のブログ 群馬県太田市 大津屋薬局

群馬県太田市にある相談薬局、大津屋薬局のブログです。漢方や健康のこと、また日々思うことなどを綴っています。

気管支ゼンソク
生活上の注意

 

ある調査によると、日本におけるゼンソク患者発生率約1 - 2%と考えられています。
子供では男の子の割合が多く、大人の場合は男女とも変わりません。

 

気管支ゼンソクアレルゲンによって引き起こされますので、まずアレルゲンをできるだけ取り除くことが大切になってきます。
中でも注意すべきは、家の中のホコリダニアレルギーのところでも触れましたが、ホコリの中にはダニ死骸排泄物などが驚くほど多く、それがアレルギーの原因になっています。
実際、ゼンソクの原因半分はこのホコリだともいわれるほどです。

 

とくに、季節関係なくゼンソクの発作が起こるようならホコリアレルゲンになっている可能性が高いので、部屋を徹底的に掃除してみる必要があります。

 

つぎに、急激な温度変化はゼンソクには大敵、とくに温度が急激に下がる発作誘発することが多いものです。
したがって、冬の暖房夏の冷房には十分な注意が必要です。

 

また、温度調節と同時に寒気にも留意したいものです。部屋の空気汚れると、それが発作の原因につながります。

 

3番目は、太りすぎないこと。太りすぎはゼンソクの発作を重くします。
太っていればいるほど多くの酸素必要で、そのためには呼吸をたくさんしなければなりません。
そうした人にゼンソクの発作起きると、苦しさは否が応にも増すことになります。

では、やせていればいいのかというと、そうでもありません。あまりやせすぎると、今度は横隔膜運動不足しがちになります。

 

そのほか、乾布摩擦をしたり、散歩ウォーキングなどの適度な運動を心掛けたいものです。