差別化してはダメというと語弊がありますが、
差別化にこだわるのは供給側の視点でしかないワケです。
他者と差別化してオリジナリティを追求したところで、求められていなければ誰の心にも刺さりません。
例えば、コチラ。
ウチの愛犬ハナですが、2日前にようやく小屋に入ってくれるようになりました。
今までは餌を中に入れても、布団を中に入れても、全く入ろうとしませんでした。
そ・れ・が!!
この3日前くらいから小屋に抱きかかえて入れては、
入っている間に頭を撫でてあげて褒めてあげていたら自ら入るようになったんです
今ではご覧のように気持ちよさそうにしています。
「これなら温かいし、これだけ広かったらハナも喜ぶだろう」
というのは、
飼い主(提供する側)の思い込みであり、エゴでしかなくて、ハナからしてみればそんなものは2の次でした。
ハナが求めていたのは、普段よりも濃いスキンシップだったのかもしれません。
重要なことは差別化ではなく、
どんな欲求(顕在的なものから潜在的なものまで)があり、どんな価値を提供できるのか。
今後は利他的行為によって満たされるものがより強くなってくると思います。
(L.R.Cで言うところの、皆でつくるテーマパークのアトラクション)
そこを考えないと、今既に代替えがきくような小売りや単なる一方的なサービスではあまり意味を持たなくなってきています。
自分の人生の目的や意義。
「自分にとっての生き甲斐」を自分自身でわかっている人はブレない。
それだけ自分自身(本当に自分が求めるもの)との対話は重要ですが、
実際にそこをしている人は少ないです。
物質的なコトで満たされる時代は終わり、
自分が持つコト(自分の能力のみならず周囲の人と)を他者に与えることで、精神的に満たされる時代になっていくのはもう間違いないでしょう。
だからクリエイティブでない人は機械化し、(下手すればAIの指示で働く)
クリエイティブな人は必要とされていき、どんどん二極化していく。
やりたいコトをやらない人は、どんどん疲弊していく。
利他的なことで得られる精神的価値を得られることが求められ顕在化してくるのではないでしょうか。
「これを売れば儲かる」的な話に興味のない自分としては、最高に面白い時代になっていきそうな気がしてなりません。
とにかくどんな規模であれ、面白いテーマパーク(経済圏)をつくっていきます。
今日も感謝。