自然コブ | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。

(はじめに)
このブログ真面目に読むとがっかりするので、
話半分に読みましょう(笑)



20年前・・・
コブはこう表現されていたような気がします。

「コブコブになっちゃう」

それがいつの間にか

「コブを作る」とか
「コブを残してある」とか
に変わってしまったのか、
記憶は定かではありません。

昔のコブのイメージ・・・

ここまでそろっていなかったにしても、
真ん丸だったイメージがあります。
もちろん溝もありましたが
溝しかない斜面ということはありません。

どこもかしこも真ん丸だったので、
比較的融通が利いて、

緑のところで一休みして、
赤いところにストックを突いて、
外側のスキーを開きながら回って、
青みたいにずらしながら滑ってなぜか隣のコブに着地(笑)
なんてことを繰り返しながら
何とか滑り降りたりなんてこともできました。

コブの中で加速減速自由自在で、
良くも悪くも自分が滑るところは自分で決めていたかなと。

多くのスキーヤーが自由気ままに滑っていたころは、
上手い人は自分の滑って行こうとするところだけではなく、
周囲からの侵入も想定しながら滑っていたそうです。



最近のコブ

もう、「このラインにあらずんば人にあらず」
と言わんばかり。

ラインを外すなんて許されず、
隣のラインに入るなんてもってのほか
「滑る場所はここしかない!」
という雰囲気です。

(本当に危険ですので、隣のラインに入るのだけは気を付けます。)

雰囲気的に周りを気にする必然性が低くなり、
その結果、周りが見えないどころか、
自分のラインしか見えなくなり、
さらには自分のラインすら見えなくなってくる始末です(T▽T;)

一度加速してしまったら最後、
コブが終わるのが先か、
人間が終わるのが先か、
そんな感じになってしまいます。



昔の要領でゆっくり滑ろうにも、
まず緑のところで止まるのが大変。。。
赤い矢印のところは角ばっているか出っ張っているので、
外スキーを開き出して回るなんてほぼ不可能・・・
ストックで棒高跳びしてジャンプに近い形でくるっと回って、
後は青のように横滑りですが、
このスペースがえぐれにえぐれまくっていると、
途中で板がたわんでものすごいパワーを持って、
あらぬ方向に発射して暴走なんてことも。。。


これも時代の流れなんだな~
と思ってふとこの形状を見て、
あれ?
と思ったのが、

ここ数年、「谷回りの連続」をしていたはずの
スキーヤーの皆様が掘ったコブに、
山回りの足跡しかないのはなぜなのかな?

ということです。

谷回りの連続で滑ったらこういうコブに
なりそうな気がするのですが、



こういうコブを見たことがある方、
いらっしゃいましたら教えてください♪

礼。