“頭がいい”人 | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。




最近、“頭がいい”人が作る資料の暗号解析で


1日のほとんどの時間を使っています。。。




資料を作った人の頭の中では


いろんなことが動いているようですが、


その動いた足跡が紙の上にはありません。




数学のテストでは、


答えだけ合っていても計算過程が書かれていなければ


採点されません。




同様に、資料の上では、


計算過程や理論構成の因果関係を


誰が見てもわかるように残さなければ、


仕事として評価されてはならないのがあるべき姿です。




この仕事は○○さんしかわからない、


というと、


○○さんが優秀で存在価値が高いように思えますが、


私はそうは思いません。




○○さんの資料が難解であることで


効率性を害している可能性もあります。




ではどうすればいいか?




文章にする前に、電卓を叩く前に、


まずは絵をいくつか描いてみて、


絵と絵を矢印でつないで、


足りない部分はその根拠を示してさらに矢印でつないで・・・




面倒でもそういう作業を地道にやってみてはどうかと思います。




もし、あのとき、因果関係を足跡に残して


理論構成をしていたら、


スポーツ理論が根拠のない物理学に


振り回されることはなかったのかもしれません。




礼。