「ビタミンD」
ビタミンDは脂溶のビタミンで体内で合成できます。カルシウムと関係の深いビタミンです。
ビタミンDはカルシウムの吸収に必要なタンパク質の合成を促進し、小腸でのカルシウムとリンの吸収率を高めてます。
また、血液中のカルシウム濃度調整したり、カルシウムが骨や歯に沈着するのを助けて、成長を促進して丈夫な骨や歯を作ります。
血液中のビタミンDが不足すると骨からカルシウムを溶かし出すホルモン(副甲状腺ホルモン)の分泌が活発になるので、長期間ビタミンDが不足すると骨密度が低下して骨粗しょう症になってしまいます。
また、ビタミンDの摂取量は糖尿病のリスクに関係していると言われています。
血糖降を下げるインスリンの分泌を促進させるのです。
ビタミンDは脂溶性で体内に蓄積されるため、過剰摂取に注意が必要です。
食事で摂取するなら心配ありませんがサプリメントで摂取する場合は上限量を守って飲みましょう。
筋力の維持や働き、免疫力に重要な働きをするビタミンですから、アスリートは不足させたくないビタミンです。日光に当たることの多いアスリートは不足しにくいビタミンですが、日焼けをしすぎたりするとビタミンDの生産能力が低下しますので、あまり肌を焼きすぎないように気をつけましょう。
また、筋肉の収縮によって消費されてしまいますので、日照時間の少ない季節は晴れた日に積極的に太陽の光を浴びるようにしましょう。
ビタミンDの役割
カルシウム・リンの吸収を助け骨や歯を丈夫にする。
血液中のカルシウム濃度調整筋力の維持
免疫力の向上
肥満予防
ビタミンDは体内で合成することができるビタミンです。皮膚に存在するコレステロールの一種を材料にプロビタミンD3が合成されます。プロビタミンD3は紫外線を浴びると肝臓や腎臓で活性化されてビタミンD3に変化して活性化されます。ですから、健康で丈夫な骨や歯を作るためにはある程度紫外線を浴びることが必要なのです。
ですから、日常生活の中で1日10~20分程度は太陽の光を浴びるようにしましょう。ただし、太陽の光を浴びすぎて真っ黒に日焼けしてしまうとビタミンDの合成能力が低下してしまいますので適度な日光浴にとどめておきましょう。
もっと詳しく知りたい方は以下のページで
アスリートのビタミンの摂り方(ビタミンD)
メンタルフィットネス(心のための習い事)
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