明日からいよいよ12月。

わが家の息子ちょろは職業体験学習へ

2日間行くことになりました。

息子の希望の職業は「接客」という

ことでそういう場所へ行くことに。

小学校のときは「スーパー」で

冷凍食品の棚卸しや先入れ先出しを

実際にやってきて、スーパーに行くたび

今でも「こうだった」「ああだった」と

話してくれます。

親の手、先生の手を離れて

社会人の第1歩として働く体験は

とっても大事だと思っています。

彼は彼なりに夢の職場がいくつかあり、

それはすべて「接客」が関係しています。

 

 

わが家では小さな子どもたちと

触れ合っているので

「ひととのふれあい」は大好きなので

もう1段高いラインでの接客を

学んできてほしいなあと思います。

 

わたしが小学校の栄養士時代、

11月、12月というのは

栄養士養成施設の短期大学部と大学の学生を

数名預かっていました。

 

わたしの時代は短期大学部2週間。

大学生は1週間。

小学校の集団給食の流れとともに

小学校職員としての社会人として

どんなしごとをしているのかを

お話しして実際に体験してもらいました。

 

前もって学生を受け入れる前には

小学校などの学校の職員会議で

先生方にご理解ご協力をいただくために

書類を提案しました。

教室訪問をするときにも

訪問する学生の名前、日程など

細かく提案書を作ってお話ししました。

 

とても大変な3週間でしたが、

わたしにはいい思い出になっています。

あのときの学生は栄養士、管理栄養士

として働いているのかな?

どうなのかな?

学生を受け入れることで、自分の仕事に

対する考え方をいろいろな視点で

みることができて、それが今につながって

いると思っています。

 

「管理栄養士になりたい」

それは高校生で大学を決めたときから

ずっと変わらない気持ちでした。

でも、高校生のとき、こんな未来が

あると思ってはいませんでした。

 

高校の担任の先生に、

「家政学部は文系?理系?どっちだか

わからない」と言われて文系と理系の

真ん中に置かれたことを思い出します。

実際に勉強したら・・・絶対理系です。

でも情報がわからないということは

すごく未来では不安しかありませんでした。

 

大学に入ってうちの学校の場合

実習先が保健所と病院と決められたので

小学校に就職を考えていたわたしには

「えっ」と思いながらも勉強してきました。

そして、小学校の栄養士として実際に

働いてみて思うのは「学生時代、

先輩の背中をきちんとみていない」と

いうことは怖かったなあということでした。

 

病院ではこんな立場で栄養士は動く。

保健所ではこんな行事で栄養士は動く。

学生としてたくさん学ぶ場所がありました。

でも、わたしが働きたいと思っていた学校

の情報は、思ったよりなかったのです。

だから息子のような「職業体験」って

大事だなと思っています。

 

わたしも情報発信をしていこうと決めて

ブログを始めて

自宅で料理教室を始めて

いろいろな出会いが生まれています。

 

高校生のときのわたしが見たら

びっくりするかも。

 

「わたししかできないこと」があるはず。

それはずっと思っていること。

 

小学校の栄養士の経験を生かして

ワーキングマザーであったこと

専業主婦であること

ふつうのマンションの台所でしか

できない食育つきの料理教室を。

子連れママ歓迎の季節ごとのレッスン。

台所デビューしたい子どもたち向けの

レッスンだけで将来は・・・

成長していく子どもたち向けの

火を使ってお料理をとしてのレッスン。

栄養士になりたい人たち向けのレッスンも

できたらいいなあという夢があります。

 

息子が成長していくように

母も成長していきたいと思っています。

 

さて明日、あさってのレッスン準備します。