K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

足跡はずっと繋がっている

2015-04-12 15:16:00 | ケア日記
県議選の投票所に向かって歩いている
とき、ふと思った。

先の戦争が終わって、大垣市杭瀬川堤防
の上をあてもなく歩いていた少年時代の
ことを思い出していたのだ。

食べるものがなく、腹を減らしていた。

7歳だった私の足跡は、その後途切れる
ことなく、今は埼玉所沢の地をしっかり
踏みしめて歩いている。

少年時代だったその時から数え、70年
もの歳月が流れた。

そう思った瞬間、私の足跡が愛おしくて
急に涙が出そうになった。

その間、辛いこともあったが、いいこと
のほうが多かった気がする。

何よりも妻と知り合ってからずーっと、
一緒に歩き続けて来れたのは最高です。

週末は自宅の周辺を散歩するのが習慣と
なっていて、共有したそのときの時間は、
何物にも代えがたい。

今は、妻が歩けなくなって、物理的に
一緒に歩くことは不可能となったけど、
精神的には一緒に歩を進めている気が
している。

在宅介護、それがためにも、私の足跡は
まだまだ続いていかなければならない。

それもこれも、皆様のご支援のお蔭、
カムサハムニダ(感謝したします)。


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