現物終値は17,459.85 で前日比+211.35(+1.23%)。

今日はひどい相場だった。朝から売りの買い戻しでダマシ上げて、後場は狭い範囲でのもみ合いの退屈な展開だった。
金曜でポジション調整の売りが出やすいが、今日は11月の終わりだったので、ドレッシング買いもあったのではないかと思う。
こんな高いところで買っている馬鹿はいないのだから。


17500~17000のレンジ相場でつまらん相場だ。

早いもので週明けから12月だ。
景気は超悪いのに日銀のインチキ買い支えで株価は割高過ぎて、誰も買わない。
株式市場は短期筋(とりわけ外資)の遊び場のようだ。
12月限のSQまであと2週間だけど、来週もレンジ相場が続き、再来週はSQ前に乱高下が激しそうだ。

今日は原油(WTI)が大きく下げた。
WTIが1バレル60$台に入るの異例だ。
でも原油が下げても、通貨安で全然ダソリンや灯油が安くなんないね。
ダメリカではレギュラーガソリンがリッター1$しないです。


日本は生活物価が高すぎだ。質の悪いインフレよりも、生活物価が適正な水準になることが好ましい。

今日の新聞におもしろいことが書かれてある。
東南アジアに経済に減速感 通貨安で物価高、消費に影だって。
東南アジア域内で高い成長を続けてきたフィリピン7-9月期に前年同月比で5.3%に減速。インドネシアも通貨安が物価高と消費意欲の減衰につながっているそうだ。


日本も通貨安が物価高と消費意欲が減衰しているのは同じだ。
東南アジアは先進国からの直接投資も盛んで伸びしろがありそうだけど、日本はもう成熟した国で、もう伸びしろは限られている。
だから先進国は新興国の成長を取り込もうと工場などの設備投資を盛んに行う。
さらに、稼働費やエネルギーや労働賃金も安く、いろいろな規制が少ないこともその国で直接投資をする判断として重要だ。


日本は通貨安の物価高で輸入材だけが上昇する悪性インフレで成長どころか、衰退をたどるだけだ。
日本で上がるのは輸入材と公共料金と税金だけ。

不幸の種をまき散らし、90%以上の国民が不幸になるだけのアホウノミクスと円安で国富が国外に流れるだけの亡国金融緩和に騙されないように。

始値17340、高値17480、安値17330、終値17450
20141128

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