母の死を乗り越えるには | 吉野真未《MANUELA》 のフラメンコ大好き♪ブログ
母が父のもとに旅立って早1年9ヶ月

母の突然の死から1ヶ月後に発表会

その直後にライブの仕事

母の死の痛みを抱えながら

突っ走ったひと月

その後も色々な問題が多発

自分の事ならまだしも・・・

またまた巻添えを喰わされてるのか私・・・

知らぬ間にごっそりと髪の毛が抜け落ちた

カメ吉が驚くほどに・・・

立ちたくても立てない

歩きたくても歩けない

でもそんな自分を誤魔化し誤魔化し

日々の仕事 生活 子育て 

どうにか息をついていた



自分の元から父のもとへと送り出したから

父の時とは違い今の私はもう大人だし

カメを成人させた母親

だから

だから

母の死を受け入れ乗り越えられているものと

思い込んでいた




そんな今年の1月に

カメ吉のパドリーノでもある

フラメンコギターの巨匠

マノロ・サンルーカルと電話で話し

停滞していた自分が前向きに動き出した

少しずつ  少しずつ



来年に向けてのテーマも見つかり

そのテーマに向けて毎日模索し始めた私

立ち直れたと思っていた

ところが

マノロとの会話から半年立つ つい最近まで

母の死からまだ立ち直っていなかった

自分と出会う



ある晴れた日

洗濯物を外に干していた時の事

それは約1年9ヶ月振り

今まで外に洗濯物を干せる気力が無かった

お布団を干す気力が無かった

いえ それが出来なかった自分に気づき

母の死の痛みの深さを改めて知った





でも少しは前向きになれたせいだろう

やっと母の遺骨を納める所を探し始めた

でもやはり納骨先の事を検討していると

涙が止まらない

父の死を乗り越えるのに約30年掛かった

母の死を乗り越えるのに

幾つの眠れない夜を過ごすのだろうか




時に身を委ねるしか術は無い