べんり菜は、小松菜とチンゲンサイを掛け合わせた野菜で、味もよく、年中作れることから、この名がつきました。
育て方は小松菜と同じで、生育が早く、播種後35日ごろから収穫できます。
小松菜よりボリュームがあり、クセがなく、煮食や漬物に適した野菜です。
今回は、そんなべんり菜を育てたので、その様子をレポートします。
べんり菜の種
近所のホームセンターでべんり菜の種を購入しました。
種まき(2017年9月20日)
畑に苦土石灰を入れて寝かせ、元肥に化成肥料を入れて畝を立てて黒マルチを張りました。
黒マルチは雑草の抑制と地温確保のためです。
マルチを20cm間隔ですじ状にカットし、2~3cm間隔で2粒ずつ種をまきました。
べんり菜はアブラナ科の野菜でアオムシなどの害虫がつきやすいので、種まき後すぐに防虫ネットでトンネルしました。
1回目の間引き(9月25日)
本葉が開いたので、1か所1本になるように間引きました。
株間2~3cmで種をまいているので、間引き後は株間2~3cmになります。
2回目の間引き(10月4日)
本葉が開いたので、1か所1本になるように間引きました。
株間2~3cmで種をまいているので、間引き後は株間2~3cmになります。
3回目の間引き(10月10日)
また葉が触れ合ってきたので、最後の間引きをしました。
これで株間は8~12cmになります。
小松菜は株間3~5cmが標準ですが、小松菜よりもボリュームが出るようなので、少し広めにしました。
収穫(10月27日)
種まきから37日、草丈20~25cmほどに育ったので、一部を収穫しました。
べんり菜は大株にできるので、1株おきに収穫していきます。