テーマ:英語のお勉強日記(7835)
カテゴリ:文型
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1) Here Tom comes.
答:2) 問題文は「ほら、トムが来ました」という英文です。
この英文は強調表現の一種で、主語(Tom) と動詞(comes) がひっくり返える倒置文です。
では、Tom を代名詞 he にするとどうなるでしょうか?
Here he comes. 「ほら、彼が来ました」
代名詞にすると主語と動詞の語順に倒置は適用されません。
う~ん、どうして?
日本語訳を比較しても、ほとんど違いはないのに、どうして英語では Tom は倒置になり、he は倒置にならないの?
代名詞(he)を間に入れるのはリズムの関係なの?
まぁ、理屈抜きに Tom(固有名詞)のときは倒置して、he(代名詞)のときは間に入れると覚えてしまいましょう。
なんて、受験英語的な機械的丸暗記ではなく、
理屈で覚えてみませんか。
Here comes Tom. 「ほら、トムが来ました」
Tom が文末に置かれたり、he が間に置かれるのは「強調」や「リズム」だけが理由ではありません!
実は各々の文では、強調されているものが違うのです。
Tom を文末に置いたり、he を間に入れるのは、英語の原則「文末焦点の原則」が働いているためです。
文末焦点の原則とは「聞き手が知らない新情報が強調され文末に置かれる」という英文構成上の原則の1つです。
つまり、
a) Here comes Tom.
では強調される新情報が違うということです。
a) は、文末にある Tom が強調され、
a) は Tom 以外にも来ていない人がいるので、その中から特に「Tom」が来たことを強調しているような場面。
例えば、集合場所に Tom、Karen、John がまだ来ていないと想像してください。
私が、
Here comes… 「ほら、来たよ…」と言ったら、
聞き手のあなたは Tom かな、Karen かな、それとも John かな、と頭の中で「誰」が来たのだろうと思いますよね。
だから、話し手の私は、最後に「Tom です」と強調するのです。
それに対して、b) は、Tom だけがまだ集合場所に現れていないというシチュエーションを想像してみてください。
みんなで Tom を待っているときに、
私が、
Here…「ほら、…」と言った時点で、聞き手のあなたには自動的に Tom であることはわかりますよね。
だから、he が続き、最後に「来た(comes)」ことを強調するのです。
代名詞はすでに文脈に登場した名詞、つまり、話し手と聞き手の間で認識されている名詞を指すので、新情報にならないのです。だから、代名詞を文末に置くことはないのです。
こう言う理由から、代名詞は「間」に置かれるのです。
どうですか、法則がわかり、使う場面をイメージすることで、難しいそうな倒置表現もぐ~と身近な表現になりませんか。
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最終更新日
2017年09月26日 10時08分27秒
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