その時、私はトイレで笑っていた
それはその5分ほど前にこんな事があったからなんだ
一緒に働いてる人の話なんだけど、
私のやった仕事を私がやった事を知っていて、
しかも私が側にいるのも知っていて、
聞こえるのも知っていて他の人に話していたんだ
私の仕事のやり方と私自身が気に食わない事は前から知ってたし、
私が日本ではこうして働いていたといって
日本的なやり方で働くのが嫌なんだろうとも思う
それにこの人にこれをされたのは今回が初めての事じゃない
さすがに最初にこれをやられた時はムカッと来たけど、
もう腹が立つというより、今回は笑えてきちゃった
可哀想過ぎて、この人が
今までもそうやって生きてきて、これからもそうやって生きていくんだねって。
仕事は誰よりもできるのに、
なぜそんな単純な仕事場での人間関係能力がないんだよってね
とは言え、こんなんだから、
私だってやり辛くて仕方ないよ
あ-あ、どうすんべって思っても、気軽に相談できないのがアメリカ生活
日本人コミュニティが狭いからどこで誰と誰が繋がってて、
どこに裏切り者が潜んでるかわかりゃしないし、
女は所詮、全員生まれながらの裏切り者だからねぇ
ってな訳で日本の友達に相談してみた
で、得たのが3つの答え
で、あぶこからはこれ
この3枚のカ-ドを切りながら、
日々我慢したり、
日々スル-したり、
ただただロボットのように感情を捨てて仕事をこなしたり…
でもさ、私だって泣きたくなるよ
女の子だもん
つって、ストレス満載の日々を送ってたところにもう1枚のカ-ドが
図書館で借りたマツコちゃんの本。
書いたのはマツコちゃんじゃなくて心理学者の人でね、
マツコちゃんの言葉を引用して、生きていく為の技術というか、
人に嫌われないようにする術を学ぼうみたいな解説がついててね、
つまりはマツコちゃんの真似をすれば嫌われませんよ、みたいな
胡散臭い事が書いてある訳
その解説もある章では「人はみんないい人。」って書いてあるかと思えば、
ある章では「嫌な人もいる。」って言ってみたり、もう矛盾だらけ
大体、マツコちゃんのキャラはテレビを通して見ているってのと、
ゲイであの風貌、そして毒舌をみんなが期待しているって要素がでかいと思うから、
解説の方はあんまり心に響かなかったけど、
引用されてるマツコちゃんの言葉にはやっぱり頷けるんだよね
昭和のオカマとして生きてきて、色々な経験した人だろうからね。
でも、カ-ドが増えたところでね、問題が解決する訳じゃないし、
結局はこうやって考えながら、なんとかやり過ごすしか方法がないんだろうなぁと
向こうから見たら、私が問題のある可哀想な人間なんだろうし
それに私は今まで職場の人間関係で悩んだ事があんまりないから、
こういう経験で人間値がレベルアップするのかもしれないね