数日前から、なんか肋骨のあたりが痛むような感じがしてた。
なんか変な痛みで、寝違えたのかな?なんて思っていたけど、ある晩、寝返りを打つときにイテテテテっ!となった。
こりゃおかしい。
寝返りして間違って足元にいることのあるチョコを蹴ってしまう場合も、イテテテ!なのはチョコであってワタシではない。←いや決して虐待とかじゃ・・
寝返りするたびにイテテテテ!を繰り返した夜を過ごして、翌朝、ワタシは近くの整形外科に行った。
「先生、肋骨のあたりが痛むんです」
「何か理由はある?」
「うーん…ぶつけたとか、咳ばかりしてたとか、そういうことは思い当たらないんです」
「特に理由はないけど、肋骨が痛む、ってことだね」
「はい。最初は気のせいかなぁと思ってたけど、やっぱり気のせいじゃなかったので来ました!」←小学生か
「そうかーじゃエコーで診てみましょうか」
そして映像を見ながら、ワタシの肋骨のあたりでウニウニと機械を動かしていた先生が
「あ・・」
しーん。
なぜそこでやめる!!
恐る恐る聞く。
「あの~先生?…」
「あ~ヒビ入ってるねぇ」
え?!ヒビ?!
確かに画面上には肋骨の線に段差ができてズレているのが見える。
えええええー。
なんで?なんで?と頭が?でいっぱいのワタシに、追い打ちをかけるように
「心当たり・・・ないんだよね?」と確認する先生。
だからないですってば!!!
激しく動揺するワタシを気遣ってか、「いや一定数は、理由がわからないという方もいらっしゃるから…大丈夫ですよ!大丈夫です!意外と肋骨ってヒビが入りやすいんですよ!」
なぜか先生が気を遣ってる感満載で「大丈夫ですよ!」を繰り返す。
もはや何か理由がないと申し訳ないような気がして
「私、どこかでぶつけたのに忘れちゃったのかしら〜?あはははー」
と、なんとも頭の悪そうな返答をしてしまったのは、ワタシが善良な市民だからである。そうだそうだ!
そして看護師さんにバストバンドを巻いてもらい、ガッチリと肋骨周辺をロックして、マジンガーZ風な気分で診察室を出た。
今のワタシは強い。(肋骨一撃でアウトだけど)
全治3週間。痛み止めと湿布を処方され、「重いものは持たないようにね!」と注意を受け帰宅。
友人たちに知らせると、だいたいが第一声が「え~!なにしたの?!」。
「何もしてない!」と返信打つ前に、「酔ってどこかぶつけた?」と、誤解の波状攻撃。
ひどい・・
そして「理由がわからない」という点については、コーネンキ族のみなさんは心が広いので
「そういうこともあるわ」とか「たぶんなんかあったんだろうけど、忘れたのよ、でも大丈夫!」と、ここでもまた根拠のない「全然大丈夫!」慰めをしてくれる。
モノワスレなどに対しての、許容範囲がイジョーに広いコーネンキ族。
しかし、ホントに心当たりない・・。
でも、ほら、心当たりのない青アザとか時々あるじゃん?
そういうやつかなぁ。
あ、もしかして、チョコが寝ている間に、ワタシの肋骨めがけてキックしたとか?!
それにしても、この暑さのなか、バストバンド、あっつい・・
もう痩せちゃう~ ←言いたいだけ
って前に、あせもできそう!!
アニサキス騒動からようやく立ち直ったのに…不幸の連鎖がチョコママを襲っております…しくしく。
今いちばん嫌なのはくしゃみ。
肋骨を押さえて、クシュンッ!!と、まるで乙女のような可憐なくしゃみをしています。
言ったもん勝ちよ(笑)