こころに傷があっても大丈夫☆

今日はどんな一日を過ごされましたか？
今、何に幸せを感じていますか？

朝、目が覚めたら、すずが毛布の中で一緒に寝ていました。

えー、びっくり！

すずは、シェルターから連れてきて、うちの子になった、キジトラ模様のスリムな猫です。

シェルターでは、たくさんいる子猫がニャーニャーなついてくるのとは対照的に、ケージの一番奥で耳をぺたんと寝かせてこちらを静かな目で見ている。。そんな子猫でした。

逆にふわふわ長毛種のみんとは、性格は大らかであけっぴろげ。ついでに態度もあけっぴろげで、今も私のひざのうえで大股開いて仰向けになって寝ています（カワイイ♪）ついお腹をわしゃわしゃ撫でちゃうので、ブログを書いてる手が止まります。。

ビビりのすずと、おおらかみんと。対照的な二人（二匹）は、いいコンビです。

縁あって我が家に来てくれた猫たち。
これからも、元気に育ってほしいなぁ。。と思います。

 

 

 

すずは、初めてうちに来たときから、たいへんなビビりでした。

体に触れようとすると、とっさに身構えて、だっこしてても緊張してるのが伝わってきます。

きっと、シェルターに保護される前に、人間に恐れをいだくようになってしまった行為をされたんだろうなぁ。。と感じるような警戒心の強さでした。

人間も、猫も、過去の記憶が今の反応をつくっています。

虐待を受けて育った子どもは、多くの場合、人に心を開くことが大変になります。

頭では、目の前にいるこの人と仲良くなりたい、親しくなりたい、触れ合いたい、と思っても、次の瞬間に自動反応で防衛反応が起きてしまう。

だから、にこやかに朗らかに相手に接することができなくて、相手との距離が遠くなって、もどかしい思いに苦しんで生きてきた。。

クライアントさんには、そんな辛い経験をしながら生きてきた人もたくさんいらっしゃいます。

私も以前はそうでした。
母子家庭で育って、いじめにあったことや
幼い頃に性的ないたずらにあって傷ついたことや
容姿がコンプレックスで、人前でビッグスマイル（満面の笑顔）で笑えなかった頃の自分を、今はとても愛おしく思います。

だって、あの頃は、それが自分の精一杯だった。

自分から毛布の中に入ってきて、人に寄り添ってきたすずの心に、どんな変化があったのかはわかりません。

だけど、小さな命のぬくもりを体の片方に感じながら、体だけじゃなくて、心がとっても温かくなって、

「よかったねー、すずこー」と思わず声かけしちゃった私です。





すずが毛布に滑り込んできて、体を寄せてきたのは、私の右側。
左側が空いてるので、みんとが来てくれたらバランスよくあったまるのだけれど、
みんとは自由人なので、どこかでお腹出して寝ています。

みんなちがって、みんないい。by金子みすず（←使い方違？）

 

 

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