7年振りに同級生に会いました。貧乏ミシン部は6年目。料理上手な同級生は貧乏ミシン部の存在を知りません。


そこで、スマホ片手に、説明を交えながら貧乏ミシン部のプレゼン開始!

礼服に数珠ポケットをつけたあたりで、あまりの馬鹿馬鹿しさ二人で大笑い。暮らしに向き合う姿勢や考え方が似ていると、ミシンをしない同級生でも楽しんでもらえるのだと分かり何だか嬉しく思いました。


毎回アクセスしてくださる読者の方と、いつの日かお会いする日が来ても、話題に困らないほど話が盛り上がっちゃうんじゃないかなぁってひとり妄想しちゃったりなんかして。(笑)

 

さて、前回私の悲しい経験談をお話ししたところ、「補修針で直るかもしれません」とのコメントをいただきました。へぇ、そんな便利なものがあるのかぁと思ったら、すでに持っていました。(笑)手芸屋で見つけた補修針を買ったはいいけど、うまく使いこなせず、いつの間にやらお蔵入りに。

 

でも、せっかくなので、もう一度補修針にチャレンジしてみたいと思います。

 

↓右がクロバーの補修針。左がダイソーのレース用かぎ針です。

実は私、セーターのひっかけにはレース用かぎ針の方が使えるんじゃないかと思っているのです。二通りの方法で実際にセーターの引っかかった部分をお直ししてみたいと思います。

 

↓さてこちらが旦那さんの仕事用セーター。シワシワですが。

矢印のところにまぁまぁ大きい引っかけがあります。

 

↓まずは補修針でチャレンジ。糸が出ている根本から針を出します。


針のギザギザの部分に絡んで、引っかけた毛糸が針と一緒に裏側に移動するはずなのに、セーターの目が大きいのか、補修針になかなか毛糸がからみません。

がんばること数回。表から裏へ!表から裏へ!

 

何度やっても毛糸が裏側に移動しないので、使い方が間違っているのかと思い、ネット検索したところ、出てきたのは自分のブログ・・・。(笑)

YouTubeで外国の動画を見てみたら、補修針の使い方は、やっぱりこれで正しいようでした。

動画ではもっと目が詰まったポリエステルのブラウスなどを直していたので補修針の実力を発揮できるのは目の細かい素材かもしれません。動画の中では、1~2回針を通すだけでささっと直せていましたから。(涙)

 

↓何とか引っかけた部分を裏側に移動できました。表はこんな感じです。

まぁなんとなく解決しているように見えます。

↓裏側には、引っかけた分がそのまま残ります。

 補修針の仕事はこれにて終了。お直しはこれで完成となります。

いいえ、もっと頑張りたい!!もっと完成度の高いお直しを!!という方は私オススメのかぎ針で?!

↓お次のターゲットは、背中!

 こりゃー、引っかけた毛糸が長いわ!!

この先は、コツも何もありません。ただひたすら毛糸を送ってゆくだけ。

あえて言うなら、上司(上の段) や部下(下の段)になんとかしてもらおうなんて思わず、ひたすら隣の友人(同じ列の目)に借金(引っかけた毛糸)を肩代わりしてもらうのがコツ。(爆)

しかも右隣の友人と左隣の友人には、半々に借金の肩代わりをしてもらうのがベスト!

なんだか、私、上手いこと言っちゃったなぁ。


↓地道に頑張ってここまで毛糸が短くなりました。

(親指の逆剥けはスルーでお願いいたします) 

↓迷いどころは表のメリアス編みを見ながら直すか?それとも、裏側のガーター編みを見ながら直すか?です。

 結論:気分で。(笑)

くじけそうになったら気分転換にチェンジして下さい。

↓最後まど毛糸のたるみは直したけど、表はこの程度の仕上がり。

 ↓裏には、毛羽立った毛糸が盛り上がっています。(涙)

今回、不幸中の幸いだったのは毛糸が割れていなかった事です。1本の毛糸丸ごと 引っかけたのなら比較的直しやすいけど、毛糸の半分だけ、つまり繊維を引っかけていたら本当に厄介。


↓さぁ、セーターの背中の引っかけた所がどこか分かりますか?

 

↓答えは、ここ!

ブログ用に 画素数を400pixelに下げているので拡大しても分かりづらいかと思いますが、根性で直せば他人からは見破られない程度に戻ることがわかりました。


↓この作業は明るい窓際か、デスクライトの下がオススメです。老眼間近の私に、ポチ!ポチ!ポチ〜!

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↓今回使用したのはこちら!クロバーの補修針です。

↓他のメーカーからも出ています。