東伊豆町稲取の海岸の方に行ったときに偶然見かけた
道祖神はおもしろい格好をしていたので立ち止まって
良く見てしまいました。
形はかなり崩れていますが、椿を手にしているそうです。
北陸地方に伝説が残されていて、尼僧が人魚の肉を食べたので、
歳を取らなくなり、長生きをしまい800歳生きてしまうという話
です。長生きし過ぎて、北陸地方わかさ(福井県)に戻った時には、
洞窟に入ってしまいました。
そこに植えてあるのが椿ということです。
北陸地方にはこのような石像が残されているようですが、
なぜ東伊豆稲取にあるのでしょう。
下の看板に書いてありますが、伊豆では道祖神のことを
「サエノカミ」と言って、道路の隅などで見かけます。
親しみのある神様として近くの人達がお祈りをしていたのでは
ないでしょうか。
でも八尾比丘尼が残っているのはおもしろいですね。
デジタル版 日本人名大辞典+Plus
長寿伝説の尼。
人魚の肉をたべて800歳までいきたとされ,肌が娘のように白く白(しら)比丘尼ともよばれる。若狭(わかさ)(福井県)小浜の空印(くういん)寺を中心に,植樹伝説や椿をもって諸国を巡歴した話が各地に分布する。宝徳元年(1449)若狭から京都にあらわれたという記事が「康富記」「臥雲日件録」にみえる。「やおびくに」ともいう。
上に書いてある宝徳元年に若狭から京都にあらわれたと
いうのがヒントかな?(今そう思ったのです(^^))
京都から伝わったのか?
東伊豆といのは「賀茂郡」ですものね。
八尾比丘尼はこの景色を眺めています。
のどかな風景が広がっていますよ。
稲取の誇宇耶(こうや)さんで食事。
人気のお店はお客様がいっぱいでした!
こんなに食べたのかって!?
ナイショ( *´艸`)
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2017年01月14日 21:25