OSAKO HANPANAITTE | まあ、言うだけ言っとくわ。

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OSAKO HANPANAITTE
がW杯終了後に世界的に流布されるくらい、ますます活躍してほしい大迫。

もうデュエルどころじゃなくて、コロンビア人3、4に引っ掴まれながらのプレイ。
決勝ゴールのヘディングのスロー映像は、大海原から飛び出すマッコウクジラのよう。

サンチェスにレッドが出た瞬間、もう勝ったと思った。数的優位なら香川、乾のセットは当たり。ひたすらポゼッションしとけばいい。

そもそもハメスがスタメンから外れたことが、ハイ、ラッキーその1。
サンチェス退場でラッキーその2。
クアドラードが交代せざるを得なくなって、ハイ、ラッキーその3。
キンテーロが交代でラッキーその4となるかと思いきや、ハメス投入でラッキーポイント消失か?いや、ハメス、やはり大して動けず逆にお荷物状態だったのでラッキーポイント有効。

もうね、こんなにラッキーポイントもってたらゴールド会員だから勝たなきゃ他のチームに失礼だよ。

それでも失点してしまうというね。

しかし、何より良かったことは、日本代表が終始試合をコントロールして、駆け引きに勝ったというところ。

相手は知将ペケルマン。数的不利のなか勝つべき戦法を捻り出してくる。

しかし日本は南米相手に狡猾さを、いや狡猾じゃないな、まあ駆け引きに勝ったと。

日本は開始早々の得点後はチンタラチンタラボール回しをしながらとても慎重にプレイ。
ちんたらジャパン、いいよ、いいよ。

みんなで死んだフリ出来てたよ。


コロンビアもやたらなことはしなかった。ファルカオに当てて一か八かとかはあまりなかった。

コロンビアとしても反撃受けて走らされるのは嫌だったんだろう。

ファルカオのなんとか一発を狙おうという執念も凄かったけどね。後半はもうゼイゼイハアハアしてたよな。

でも狡猾さはやはりコロンビアが一枚上手だった。演技がねえ・・・

長谷部とファルカオが交錯したところ、映像でみると明らかにファルカオがケツでどーんとしてる。
でもファルカオは倒れて即座に「いったあ~い!」という芝居?

一方長谷部は憤慨した表情。

判定は覆らないだろうが、あそこで長谷部がもっと痛がってれば審判も、あれ、違ったかな?というデータが頭に残るはず。

川島も失点後にノーノーと指を振ってゴールライン割ってませんアピールしてたけど、もっと大げさでも良かった?
ま、でもアレはゴールラインテクノロジーでバレるか。

つかその前のファルカオと長谷部の場面、あれビデオ判定しろよ!

コロンビアの選手はみんな派手なファールの受け方で、表情豊かに痛がっていた。

南米の選手はこういう狡猾さが身についている。

が、実はそれが最初のハンドに繋がったんだと思う。

サンチェスはなんとか肩に当ててる風にに見えるようなかんじに〜、審判の見る角度によっちゃあハンドに見えないかも〜、とズル賢く行っちゃお~っと、ハンドとられてPKになっても相手は外すかも知んないし〜、ということが瞬間的に脳内を駆け巡り、いやもうこれは本能というか、恐らく子どもの頃から培ってきたサッカー的な狡猾さから自然に手が出たんだと思う。

だからPKまでは想定内だったろう。でもレッド出されて、え?ウソ、マジかと。

香川のPKの前にも、GKがやたらに話しかけたり、ボールの位置がどうたらとチョッカイかけてきたが、香川は落ち着いてキーパーの動きを見て、ほぼ中央に蹴り込んだ。

あのアジアカップでのPK失敗を思い出した人もいるんではないだろうか。

あの時の、PKなんて外すわけないし、みたいな顔から失敗して泣いていたあの顔。

今回はもう開き直っていた。どうせオレ期待されてへんし、くらいのかんじで、相手に茶々を入れられても笑ってかわしてた。

ドイツ、イギリスでの歴戦を経て2回目のW杯。メンタル強くなりましてん、と。

この香川に象徴されるように日本チームは終始ソワソワせず、ハメスが入ってきてサポーターが大騒ぎしても無表情。

無表情ナンバーワンはやっぱ柴崎でしょう。レアル相手にゴールしてもニヤッとしただけの人。この人、ほんと表情を変えずに鋭く球出しする。無表情でノールックパスしてたから。

南米の狡猾さvs日本の静けさ対決。

遡ると、国歌が、まあコロンビアサポーターの数が多かったというのもあるけど、軍隊的なコロンビア国歌がスタジアムに響き渡ったあと、それを静めるかのような「君が代」。

このかんじがそのまま試合模様になったような。

「君が代」についてはいろいろな意見があるかと思いますが、私は国家代表のスポーツにおいてこの国歌が歌われることは悪くないと思っています。日本的な士気の高め方、収め方として。

とにかく、経験値の高いオッサンジャパンが功を奏して落ち着いて試合運びをしたし、ハリルホジッチのデュエル、ザッケローニのパスサッカー、西野監督の自由主義とか、全部出た試合だったのかなと。

ホントにここで勝ち点をとれたのはラッキー。

次、私の見立てでは、セネガル、ポーランドはハマると勝てる、ハマらないと勝てないチームだと。

当たり前のことを言ってるようですが、セネガルはアフリカ的な身体能力を持って襲ってくるだろうけど、わりと事故狙いの得点の仕方なんじゃないかと。

で、あまり組織立ってないとか、集中が切れちゃうみたいなアフリカチームあるあるは、無いらしい。真面目らしい。

ポーランドはレバンドフスキを抑えときゃ大丈夫説がある。

な訳で、いきり立ってもしょうがないので、日本はやっぱり引き分け狙いでお願いします。