昭和64年1月7日に昭和という時代が終わった。
当時の自分は大学生だった。(←年齢バレバレ!?)
漠然と、昭和の時代が永遠に続くと信じていた。
きっと、自分自身が平和で幸せだったからだろう(←遠い目)
そんな昭和64年の最後に起きた未解決少女誘拐事件を
軸にした警察ドラマ。
昭和64年の事件だから、通称!?ロクヨン。
原作は、横山秀夫。
横山さんの作品は、ほぼ読んでいるのだけど、
この作品は未読でした。
ドラマを観終わって、マジで原作本買いに行こうと思った
だけど、本日、図書館にて数冊借りちゃったのよね~
図書館本から消化しないといけないので、
GWに挑戦しようかな・・・
きっと、きっとドラマを観て、原作未読の方の多くが、
明日は本屋に足が向かっていると思われる、
気になる展開に、再確認したい内容だった、
「64(ロクヨン)」1話簡単感想を♪
昭和64年だと、黒電話の時代じゃなかった思うが、
ドラマでは、黒電話を使っていた。
誘拐された少女宅に、犯人から身代金を要求に登場する
黒電話が印象的だ。
黒電話→電話ベル音→誘拐された父の叫び→犯人の声は無音。
黒電話を使って、音から、事件に視聴者も参加させるような
つくりになっていたのではないのかな?
犯人の声を聞いているのは被害者の父だけ。
その被害者父を演じているのが段田安則さんだったのだけど、
今話のMVPだね
自身の電話口の声だけで、犯人とのやりとり緊迫状態が
伝わってきたよーーーー!!
未解決事件の捜査員だった刑事が、
今では警務部の広報課で、記者クラブの取りまとめをしている。
広報室の室長を演じているのはピエール瀧。
笑いのない無骨な男になりきっていた。
彼自身も大きな問題を抱えている。
娘が、自分の顔が醜い!と感じる、醜形恐怖症なる
病気になり失踪してしまった。
娘の帰りを待つ父親。
横山作品といえば、刑事部ではなく警務部だ。
第一線で犯人逮捕する刑事部ではなく、
裏方のような警務部で、刑事部との確執、上下関係、記者との
関わりを緻密に描いている。
今回も、そんな作品のようです。
広報室は窓。
窓である広報室で記者クラブと腹の探り合いを繰り返す。
それぞれが、それぞれの仕事しているわけだが、
記者クラブが異常なほどまでにしつこい。
しつこい記者クラブの秋山なる人物を演じているのが永山絢斗くん。
映画版では、なんと!お兄さんの瑛太が演じるとか?
これは、NHKの憎い演出なのか?
それともその逆なのか?
なにかと気になるネタも多いこのドラマ。
未解決事件、広報室での仕事、自身の娘の失踪。
この三点を軸に物語が進行していく。
あっという間の1時間でした。
次週も楽しみです。
ランキングに参加中です。
応援クリックいただければ嬉しいです。