一番驚いたのは・・・あの役が、あの人だったこと!
「まほろ駅前狂騒曲」67点★★★☆
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まほろ駅前で便利屋を営む
多田(瑛太)と行天(松田龍平)。
ある日、多田のもとに面倒な依頼が舞い込む。
行天の別れた妻・凪子(本上まなみ)が
行天との間に生まれた娘を預かってほしいというのだ。
子どもに会ったこともなく
ましてや
大の子ども嫌いの行天にとてもそんなこと言い出せないと
必死に断る多田だったが――?!
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三浦しをん氏原作の
人気シリーズ第二弾。
役者のキャラ自体が役柄に
命を吹き込んでいるなと感じさせるハマりっぷりで
今回も魅せます。
いい加減お人好しを通り越している瑛太氏と
あり得ないほどマイペースで
しかし不敵っぷり満々な松田龍平氏。
セリフのセンスと
それを生かす間合いのうまさに笑い、
二人のやりとりを見ているだけでおおかた面白い。
のですが、
無農薬野菜を作る宗教団体、
そしてバスジャックと
事件らしい事件が起こると、逆になんだか失速。
全体、ちょっと長かったな……というのが惜しい。
しかしですねえ・・・
一番の衝撃は最後にやってきました。
エンドロールで仰天しましたよワシ。
あれが永瀬正敏氏だとは思わなかった!
にしても。
松田龍平氏の行天って
「探偵はBARにいる」の高田と
基本、あんま変わらないよね(笑)。
バディものの、最高の相方っていうか受け手っていうか。
次は「相棒」にぜひ!←願望。
★10/18(土)から全国で公開。
「まほろ駅前狂騒曲」公式サイト
「まほろ駅前協奏曲」????
「まほろ駅前狂想曲}????
正解は「まほろ駅前狂騒曲」!
まあ変換ミスなんですけどね。
本作は映画→テレビ→映画という従来にないパターンの製作です。だからテレビ版を観ていないと判らない部分があります。
シンちゃん(松尾スズキ)がなぜ右足を引きずっているのかとか柏木さん(真木よう子)の存在です。
感想としては行天中心で一本作ったんだから、次回作を多田中心で作るべきシリーズになったなというものです。
多少尺が長いですが、最後まで飽きませんでした。
あと、永瀬さんは出た瞬間誰だか判りました。
ついでながら、他の作品のコメントを短く。
ぶどうのなみだ→大泉さんと周囲のファンタジーさの違いにただ呆れるばかり。二時間弱だけどつまらなかったの一言。あまりの情けなさに私も落胆の涙。
グレース~→あれ~。残念。旦那のダメさを強調しているの?あのスピーチでモナコを救えたのなら世界中から紛争がなくなるのでは?途中のフランス語の特訓の辺りでは「英国王のスピーチ」を思い出しました。
すいませんホント
もうね、呆けてて。
いや、呆けを言い訳にしちゃいけないですね。
ご指摘ありがとうございました。
しかし永瀬さん、わかったって
すっごいですね!