お花屋さん写真教室*ご参加者さん作品④ | おしゃれ写真*かわ/とやま

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毎日カメラを触っていたい。
身近な風景の中からキレイな写真を撮影したい。
ときどき暗室に入って、こだわりの一枚を焼く。

趣味が高じて
副業カメラマン・画像加工師・写真教室講師をしています。
写真とそれにまつわる気持ち。

2018年7月15日の日曜日に開催いたしました『お洒落なお花屋さんde写真教室』のご参加者さん4人目、Miyamotoさんの作品をご紹介いたします。

Miyamotoさんは男性の方。

男性の撮るお花写真て興味津々なんですよねー、楽しみ楽し^^

色とりどりの小さな花器が、キレイに並んでグラデーション。

この棚、みなさん撮るんですけど、花器だけというのは初めて見たかも。

赤にピントがありますね。わたし赤すきなので、にやにやしてしまいます、あ余談(笑)

私も撮りましたけど、周りの雰囲気をもっと入れていました。

この写真は、周りを入れず花器だけを撮ることで、赤い花器の質感とか形状とかがしっかりと出てます。

背景を入れないことで、花器自体をしっかり見せる効果がある、ということをこの写真で学びました。

お見事なお写真です!勉強になりました!!


なんてインパクトのある植物なんでしょう。

同じ空間にいたはずなのに、あったっけ?と思ってしまいました。

これはきっと、Miyamotoさんが見つけた後、インパクトのある撮り方を考えて撮ったにちがいない。

植物自身のインパクトもそうですけど、下に敷き詰められた石、隣の小さな鉢、背景の木陰感などなど、主役を強調してくれる背景や周りの様子の入れ方がすごいと思った一枚です。

とっても素敵なお写真です。

室内なのに逆光写真。

葉っぱが透けてますね、まるで夜、お花屋さんとは思えない意外なお写真にびっくりしました。

これはホワイトバランスを変えたのでしょうか?

露出はどうなってるのでしょうか?逆光だからプラス?それとも夜みたいだからアンダー?

ああ、私も撮ってみたい、どう撮ったのか気になる気になる。

どれだけ想像力を見る人に与えるか、というのもいい写真の条件。

このお写真、十分にそれを満たした、魅力的な素敵なお写真です。

いいですねー。

同じものを斜めに一直線、被写界深度浅めで。

手前の鉢の植物にだけピントが合ってるので、まずそこに目が行きますねー。

そして器が気になって、そして後ろの鉢もそのまた後ろの鉢も気になって、気づけば画面全部をくまなく見てしまってる。

ピントの合っている主題の部分から、目線を動かさせる見えない矢印を作って、写真を見た人に画面全体を目線誘導する、なんか言葉で書くと難しそうですけど、しばらく見入っちゃう、ってことです。

一枚の写真になるべく長時間、目線をいただくことができる写真は良い写真の条件のひとつ。それをキチンと押さえている写真だと思います。とっても素敵です。


以下2枚、iphone7plusで撮られたそうです。

周りの方にいろいろ教えていただいてたなー。

Miyamotoさんのお写真は、全体的に色味が落ち着いて、癒しの写真な気がします。

ご本人さまも癒し系男子さんですので、お写真もそうなっちゃうのかな。

人柄が写真にでるのは、そう珍しいことではなく、良い事だと思います。

優しい人の撮った優しい写真、面白い人が撮った楽しい写真、マニアな人が撮ったマニアすぎる一瞬写真、いろいろさまざまありますが、人柄が現れるお写真はすべて、見て癒されることが常。

Miyamotoさん、このお写真すべて、癒されます、ありがとうございます。

見た人がホッとするような、優しい写真を撮る人になりたいと思っていた私ですが、果たしてそうなれているのか、そんなことを思い出させてくれたMyamotoさん作品でした。