一年中出回っているイメージがある海藻だが、旬の時期は4月から5月なのだという。ヒジキも国産ものは今が収穫の最盛期だ。房総半島から伊勢志摩、紀伊半島、沖縄などの太平洋岸で採られ、ほとんどは水煮をして出荷される。ただし流通しているヒジキの中で国産は10%ほど。ほとんどは韓国や中国からの養殖ものだそうだ。
ヒジキは「海の緑黄色野菜」といわれ、カルシウム、鉄、ヨード、カリウム、マグネシウム、食物繊維が多く含まれる。
乾燥ヒジキは水で戻すと驚くほどに増えるので、たくさん食べるのは大変だが10グラムでカルシウムは牛乳100グラムの1.2倍、鉄分はホウレンソウ100グラムの1.5倍摂取できるそうだ(「女子栄養大学・食品成分表」の可食部100グラムあたりの含有量を換算)。また、食物繊維は、ヒジキ10グラムでゴボウ100グラムの7割だという。
植物性の鉄分(非ヘム鉄)を体に吸収するにはタンパク質やビタミンCを同時に取る必要がある。ヒジキと大豆の煮物や、青菜とのおひたしは、これらを取ることができる調理法なのだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「ヒジキの栄養 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月14日)を引用
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ヒジキは「海の緑黄色野菜」といわれ、カルシウム、鉄、ヨード、カリウム、マグネシウム、食物繊維が多く含まれる。
乾燥ヒジキは水で戻すと驚くほどに増えるので、たくさん食べるのは大変だが10グラムでカルシウムは牛乳100グラムの1.2倍、鉄分はホウレンソウ100グラムの1.5倍摂取できるそうだ(「女子栄養大学・食品成分表」の可食部100グラムあたりの含有量を換算)。また、食物繊維は、ヒジキ10グラムでゴボウ100グラムの7割だという。
植物性の鉄分(非ヘム鉄)を体に吸収するにはタンパク質やビタミンCを同時に取る必要がある。ヒジキと大豆の煮物や、青菜とのおひたしは、これらを取ることができる調理法なのだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「ヒジキの栄養 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年4月14日)を引用
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