語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】痛みを我慢しない ~痛みは異常のサイン~

2017年12月06日 | 医療・保健・福祉・介護
【南雲つぐみ】痛みを我慢しない ~痛みは異常のサイン~

 足をぶつけた後、痛みが続くので病院に行ったら骨折していたということがある。このように、体の痛みには、異変を知らせるサインであることが多い。無痛なら、骨折に気付かず、もっと悪化させてしまうからだ。
 痛みをサインだと考えれば、我慢するのはよくないと思うだろう。このサインを有効に使うためにも、体全体のことを考えて早めに対処したい。
 では、慢性の痛みはどうだろう。頭痛や腰痛、肩凝りなど、特に原因がなく長く続く痛みには、サインの意味も薄そうだ。だからといって、我慢するのはよくない。
 「痛みに強い人ほど、寝たきりになる」というのはペインクリニックを開業する富永喜代医師。著書である「気力をうばう『からだの痛み』がスーッと消える本」(アスコム、1,188円)では、我慢しないで早めに痛みのケアをすることを提案。さらに「痛みがあっても体を動かす」「怒ってばかりいる人は痛みが悪化しやすい(感情のコントロールをする)」などのアドバイスも並ぶ。
 痛みで気分が落ち込むときの、解消するヒントになりそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「痛みを我慢しない ~歳々元気~」(「日本海新聞」 20175年月19日)を引用
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