朝、梅林の草刈に行きました。梅の漬け込みを
行った6月末から2ヶ月ぶりの梅林ですので、どん
な状況になっているか、ドキドキしながら行きま
した。梅林を囲む周りの部分はだいぶ雑草が伸び
ていましたが、梅林の下草は、ほとんど伸びてい
ませんでした。
梅林の周りには背の高くなるつんつんした草が生
えています。
日が当たるために丈の高くなる草です。
一歩入ると、梅の木の下には蕗やかきどおしが
生えています。
まったく違う丈の短い丸い葉の雑草が生えています。
拡大するとこういう丸い葉の雑草が地面に生えています。
草刈を終えた後の下草の様子です。
ですから、草を刈るときは、地面から10cmほ
どの高さを刈り、地表近くの雑草は残すように刈り
ます。
草が生えていると土の乾燥から守ってくれます。
元梅林だった向かいの草刈りの様子です。
根こそぎ雑草を刈ってしまうと、土が乾燥します。
土に湿り気があると土壌菌が働き、土を肥沃にして
くれると思います。まだまだ木に葉が残っているので、
木は光合成をして栄養を蓄えているでしょうから、こ
れは大切なことです。
梅林にたくさんのくもの巣が張っていますので、草
刈をしているとパイを顔に投げつけられたように、顔
面にくもの巣がまとわり付きます。そんなことは気に
せず草刈を続けます。むしろ顔に引っかかると梅林を
守っているくもに、『巣を壊して申し訳ない、また再
生してね。』という気持ちになるものです。
くもは、梅の葉も実も食べません。害虫を駆除してます。
初めて通る梅の木の間にはすべてくもの巣が張って
います。壊れるとすぐに作り直すところは誠実な働き
者と感じています。
梅林の奥へ進み竹林の近くに行くと、そこには、た
くさんの竹が生え、もう竹林化していました。
梅の木が見えないほど竹が猛威を振るっています。
竹を切り始めました。梅の木が笹の葉に囲まれ、葉
に光が当たらないと、葉は光合成をせずに栄養を消費
するだけとなってしまいます。今日で草刈2日目です
が、竹の退治があるためにあと2日はかかりそうです。
梅の木の下から竹がたくさん生えています。
竹はまっすぐ伸びるので、梅の木と争うことなく共
存します。そしてすくすくと背を伸ばし梅の木を追い
越し葉を広げます。これも長い年月を越え身につけた
竹の生きるすべですね。切られても切られても次々に
新しい竹が生えてくる生命力には脱帽です。
クリックしてにゃ!ニャンコ
にほんブログ村
こっちもクリックしてにゃ!ニャンコ
お漬物の森島、ホームページ
みなさんに食べてもらいたい手づくりの逸品がたくさん