第36回草津音楽フェス2 学生の歌声に涙が | 水のように ~自然の力にまかせた梅干づくり~

水のように ~自然の力にまかせた梅干づくり~

私は小さな漬物屋をやっています。美味しい梅干をつく
るために、梅の栽培までするようになりました。土づく
りに力を入れ、2006年から農薬を一切使わずに梅を育て
ています。一生をかけてより良い梅干をつくろうと思って
います。 

 8月27日(木)の定休日に、先週に引き続き『第36回草津夏季国際音楽フェスティバル&アカデミー』に行ってきました。今回は、東京同友会の櫻井さんご夫妻と松田さんの4人で行きました。

 草津国際スキー場レストハウスに11時半に到着しました。その後、草津ご静養のために天皇皇后両陛下が草津に到着されるというので、沿道で日の丸の旗を持ってお出迎えしました。

 私は、両陛下を目の当たりにするのは初めてでしたので大変光栄なことです。マイクロバスの窓越しで美智子妃殿下が手を振って下さいました。天皇陛下は、その後ろに車の中に立って手を振ってくださいました。ゆっくりでしたが、通り過ぎる間の、一瞬の感激でした。

 その後、草津アカデミーの公開レッスンを観に行きました。今日は、声楽の公開レッスンです。講師はソプラノ歌手の『ジェンマ・ベルタニョッリ』さんです。

27草津2-1


 3人のアカデミーの生徒に指導をしていきました。先生の指導が非常に情熱的でわかりやすく、生徒たちがみるみる良くなっていくのが感じられました。

 指導の中で次のように言っていました。
『歌う時に、お客さまと一緒にこの雰囲気を楽しむという気持ちを持ってください。そのために気持ちをオープンにして臨んで下さい。みんなにエネルギーが伝わるよう波のように声を途切れさすことなく、推しては引く波のような流れをつくってください。そしてその波が世界中に届くように、空間を共鳴させるように楽しんでください。』

『歌っている主人公になりきって雰囲気を伝えれば、言葉がわからなくても内容は必ず伝わります。勇気を持って表現してください。歌は人生そのものです。いい思い出を作るために生き生きとみなさんに向かっていく音楽を。』

『嫌な気持ちも死の場面も表現する時は美しい声でなくてはならない。』

 何にでも当てはまる言葉ですね。素敵です。

 先生の指導のあとに、生徒さんがそれぞれ得意とする歌を披露してくれました。そのなかで、和田悠花さんが歌った歌が、体と声の表現力とともにその魂が心に共鳴し、聞いているうちに感動で自然と涙が出てきました。素晴らしかったです。これぞ先生が話していた言葉そのものだったと思います。

 3年前にここ草津音楽祭スチューデントコンサートで聞いた大窪奏子さんのバイオリン演奏に感動したとき以来の感動でした。あの時も魂が心に届き興奮を抑えきれない気持ちになりました。

 こういった感動というものは、素晴らしい演奏もさることながら、音楽に真摯に向き合う姿勢がひしひしと伝わりそのほとばしる魂に共鳴したからなのでしょうね。なかなか体験できるものではありません。

 午後4時からはいよいよ今日のコンサートが始まります。天皇皇后両陛下も一緒の会場で観覧されるコンサートです。それだけ素晴らしいコンサートなのです。

 次につづく



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